コード化ベクトル索引 RRN プローブ
テーブル・プローブ操作は、 テーブルから行番号に基づいて特定の行を取り出すのに使用します。 行番号は、テーブルの行番号を生成する他の操作によって、 テーブル・プローブ・アクセス方式に提供されます。
コード化ベクトル索引 (EVI) RRN プローブは、テーブル・プローブを使用してテーブルにアクセスする代わりに、EVI から値を取得することで、選択した列を提供するために使用される索引専用アクセス方式です。EVI から値を取得すると、テーブル・プローブ操作に伴うランダム入出力と比較して優れた入出力特性が得られます。
このアクセス方式は、基数索引プローブ、基数索引走査、または EVI プローブ操作と組み合わせて使用します。基数索引プローブ、基数索引走査、または EVI プローブ操作を使用して行を選択してから、選択した行の RRN を使用して EVI にプローブし、選択に使用された索引で提供されなかった、選択された値を取得します。EVI RRN プローブは、選択された値を提供するために複数の EVI にアクセスできます。
データ・アクセス方式 | EVI RRN プローブ |
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説明 | コード化ベクトル索引 (EVI) は、基礎となる索引アクセスによって提供された RRN に基づいて、迅速にプローブされます。 |
利点 |
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考慮事項 |
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使用される可能性が高い場合 |
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SQL ステートメントの例 |
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使用を示すデータベース・モニターおよびプラン・キャッシュ・レコード | QQRCOD = ‘I8’の、各 EVI の QQRID 3001 Index Used レコード |
SMP 並列の使用可能化 | はい |
別名 | テーブル・プローブ、プリロード |
Visual Explain アイコン |
コード化ベクトル索引専用アクセス (EOA) より前には、カーディナリティーが低い (特殊値が少ない) 列にのみ EVI を作成することが推奨されていました。この推奨は変更されました。 EVI RRN プローブは、カーディナリティーが高い (特殊値が多い) 列に対して使用できます。ただし、EVI を作成する際には、WITH integer DISTINCT VALUES 節を使用して、コードの初期サイズを適切に設定し、データベース・マネージャーが大規模なコードを使用する必要がある場合の保守時間を最小化する必要があります。詳しくは、SQL 解説書の CREATE INDEX ステートメントを参照してください。