PRTSQLINF メッセージ解説

以下のメッセージは、PRTSQLINF から戻されます。

SQL400A - 一時分散結果ファイル &1 が作成され、結合の結果が入れられた
メッセージ・テキスト: 一時分散結果ファイル &1 が作成され、結合の結果が入れられた。 結果ファイルが出力先指定されました。
原因テキスト: 照会には、分散ファイルに対する結合基準が含まれており、分散結合は並列に実行されました。 分散結合の結果を入れるために一時分散結果ファイルが作成されました。
リカバリー・テキスト: 分散ファイルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL400B - 一時分散結果ファイル &1 が作成され、結合の結果が入れられた
メッセージ・テキスト: 一時分散結果ファイル &1 が作成され、結合の結果が入れられた。 結果ファイルがブロードキャストされました。
原因テキスト: 照会には、分散ファイルに対する結合基準が含まれており、分散結合は並列に実行されました。 分散結合の結果を入れるために一時分散結果ファイルが作成されました。
リカバリー・テキスト: 分散ファイルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL400C - &2 の Query 定義ステップ &1 の最適化プログラム・デバッグ・メッセージは次の通りである
メッセージ・テキスト: &2 の分散照会ステップ &1 の最適化プログラム・デバッグ・メッセージは次のとおり。
原因テキスト: 分散ファイルが照会に指定され、複数のステップで照会が処理されます。 続く最適化プログラム・デバッグ・メッセージは、現行のステップについての Query 最適化情報を提供します。
リカバリー・テキスト: 分散ファイルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL400D - GROUP BY 処理が生成された
メッセージ・テキスト: GROUP BY 処理が生成された。
原因テキスト: GROUP BY 処理が照会のステップに追加された。 GROUP BY 処理の追加は、結果行の数を減らすため、 後続のステップのパフォーマンスを向上させます。
リカバリー・テキスト: 詳しくは、「SQL プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL400E - 分散 SUBQUERY の処理中に一時分散結果ファイル &1 が作成された
メッセージ・テキスト: 分散 SUBQUERY の処理中に一時分散結果ファイル &1 が作成された。
原因テキスト: 照会の中間結果を入れるために一時分散結果ファイルが作成されました。 照会には、中間結果を必要とする副照会が含まれます。
リカバリー・テキスト: 一般に、照会と副照会の間で相関関係のあるフィールドが、 それぞれのファイルの区分化キーと一致しない場合、照会は複数ステップで処理されなければならず、 一時分散ファイルが中間結果を入れるために作成されます。分散ファイルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL4001 - 一時結果が作成されます
メッセージ・テキスト: 一時結果が作成されます。
原因テキスト: 一時結果が作成されるようにする条件が照会に存在します。 次の理由の 1 つが、一時結果の原因となる場合があります。

-- テーブルが結合論理ファイルであって、その結合タイプ (JDFTVAL) が照会に指定された結合タイプと一致しません。

-- 論理ファイルに指定された形式が複数の物理テーブルを参照します。

-- テーブルは、複合 SQL ビューであって、その SQL ビューの結果を入れるための一時テーブルを必要としています。

-- 照会には、複数のテーブルからのグループ化列 (GROUP BY) が含まれていたり、または再順序付けができない結合照会の 2 次テーブルからのグループ化列が含まれていたりします。

リカバリー・テキスト: 一時結果を避けるよう照会を変更できる場合、パフォーマンスが向上する場合があります。
SQL4002 - 再利用できる ODP ソートが使用された
メッセージ・テキスト: 再利用できる ODP ソートが使用された。
原因テキスト: 分類が使用されるようにする条件が照会に存在します。 これによって、オープン・データ・パス (ODP) は再使用可能になります。 次の理由の 1 つが、ソートの原因となる場合があります。

-- 照会には、複数のテーブルからの順序付け列 (ORDER BY) が含まれていたり、または再順序付けができない結合照会の 2 次テーブルからの順序付け列が含まれていたりします。

-- グループ化列と順序付け列には、互換性がありません。

-- DISTINCT が照会に対して指定されました。

-- UNION が照会に対して指定されました。

-- 照会は、分類を使用して実装しなければなりませんでした。 キーの長さが 2000 バイトを超える、120 を超える順序付け列、または外部のユーザー定義関数の参照を含む順序付け列が、順序付けで指定されました。

-- Query 最適化プログラムは、照会の結果を順序付けする索引ではなくて、分類を使用することを選択しました。

リカバリー・テキスト: 再使用可能な ODP は一般に、再使用不可な ODP と比較してパフォーマンスが向上します。
SQL4003 - UNION
メッセージ・テキスト: UNION、EXCEPT、または INTERSECT。
原因テキスト: 演算子 UNION、EXCEPT、または INTERSECT が照会で指定されました。 このキーワード区切り文字に先行するメッセージは、UNION、EXCEPT、または INTERSECT 演算子に先行する副選択に対応します。 このキーワード区切り文字に続くメッセージは、UNION、EXCEPT、または INTERSECT 演算子に続く副選択に対応します。
リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4004 - SUBQUERY
メッセージ・テキスト: SUBQUERY。
原因テキスト: SQL ステートメントには副照会が含まれています。 SUBQUERY 区切り文字に先行するメッセージは、副照会を含む副選択に対応します。 SUBQUERY 区切り文字に続くメッセージは、副照会に対応します。
リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4005 - テーブル &1 の Query 最適化プログラムがタイムアウトになりました
メッセージ・テキスト: テーブル &1 の Query 最適化プログラムがタイムアウトになりました。
原因テキスト: テーブルに対して作成されたすべての索引を考慮する前に、 Query 最適化プログラムはタイムアウトになりました。 これはエラー状態ではありません。 Query 最適化プログラムは、最適化の時間を最小限に抑えるためにタイムアウトになる場合があります。 照会をデバッグ・モード (STRDBG) で実行すると、最適化中に考慮した索引のリストを参照できます。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: 最適化のために索引が必ず考慮されるようにするには、その索引の論理ファイルを照会されるテーブルとして指定してください。 最適化プログラムは、SQL 選択ステートメントで指定された論理ファイルの索引を最初に考慮します。 SQL 作成済み索引は照会できないことに注意してください。 SQL 索引は、照会の最適化中に考慮されるチャンスを増やすために、削除して再作成することができます。 必要のない索引の削除を考慮してください。
SQL4006 - テーブル &1 のすべての索引が検討されました
メッセージ・テキスト: テーブル &1 のすべての索引が検討されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、照会を最適化するときに、テーブルに作成されたすべての索引を考慮しました。 照会をデバッグ・モード (STRDBG) で実行すると、最適化中に考慮した索引のリストを参照できます。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4007 - テーブル &2 の結合位置 &1 に対する照会実装
メッセージ・テキスト: テーブル &2 の結合位置 &1 に対する照会実装。
原因テキスト: 結合位置は、テーブルが結合される順序を識別します。 結合位置 1 は、このテーブルが結合順序において最初 (左端) のテーブルであることを示します。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: 結合順序は、照会に ORDER BY 文節を追加することによって影響されます。 結合最適化、および結合順序に影響を及ぼすヒントについて詳しくは、結合の最適化を参照してください。
SQL4008 - テーブル &2 に索引 &1 が使用されました
メッセージ・テキスト: テーブル &2 に索引 &1 が使用されました。
原因テキスト: 次の理由のいずれかのため、テーブルから行にアクセスするために索引が使用されました。

-- 行選択。

-- 結合基準。

-- 順序付け/グループ化基準。

-- 行選択、および順序付け/グループ化基準。

テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。

照会をデバッグ・モード (STRDBG) で実行すると、索引が使用された特定の理由を判別できます。

リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4009 - テーブル &1 の索引が作成されました
メッセージ・テキスト: テーブル &1 の索引が作成されました。
原因テキスト: 次の理由のいずれかのため、テーブルから行にアクセスするために一時索引が作成されました。

-- 指定された順序付け/グループ化基準を実行します。

-- 指定された結合基準を実行します。

テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。

リカバリー・テキスト: パフォーマンスを向上するには、照会が頻繁に実行されている場合には、永続索引の作成を検討します。 照会をデバッグ・モード (STRDBG) で実行すると、索引が作成された特定の理由や、索引の作成時に使用するキー列を判別できます。 注: 永続索引が作成される場合、Query 最適化プログラムは、テーブルから行にアクセスするために引き続き一時索引を作成するよう選択する場合があります。
SQL401A - 分散テーブルが入っている QUERY のグループ化基準を処理中
メッセージ・テキスト: 分散テーブルが入っている QUERY のグループ化基準を処理中。
原因テキスト: 分散テーブルを含む照会のグループ化は、1 ステップ方式か 2 ステップ方式を使用して実行されます。 1 ステップ方式が使用される場合、グループ化列 (GROUP BY) は分散テーブルの区分化キーと一致します。 2 ステップ方式が使用される場合、グループ化列は分散テーブルの区分化キーと一致しないか、照会はグループ化基準を含んでいますがグループ化列が指定されませんでした。 2 ステップ方式が使用される場合、メッセージ SQL401B は他の SQL401A メッセージが後に続いて表示されます。
リカバリー・テキスト: 分散テーブルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL401B - グループ化基準の処理時に一時分散結果テーブル &1 が作成されました
メッセージ・テキスト: グループ化基準の処理時に一時分散結果テーブル &1 が作成されました。
原因テキスト: 照会の中間結果を入れるために一時分散結果テーブルが作成されました。 照会は分散テーブルの区分化キーと一致しないグループ化列 (GROUP BY) を含むか、 照会はグループ化基準を含みますがグループ化列は指定されませんでした。
リカバリー・テキスト: 分散テーブルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL401C - 照会の分散結合の実行中
メッセージ・テキスト: 照会の分散結合の実行中。
原因テキスト: 照会には分散テーブルに対する結合基準が含まれており、分散結合は並列に実行されました。 どのテーブルが共に結合されるかを判別するために、続く SQL401F メッセージを参照してください。
リカバリー・テキスト: 分散テーブルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL401D - テーブル &2 が出力先指定されたので、一時分散結果テーブル &1 が作成されました
メッセージ・テキスト: テーブル &2 が出力先指定されたので、一時分散結果テーブル &1 が作成されました。
原因テキスト: 照会の中間結果を入れるために一時分散結果テーブルが作成されました。 照会の分散テーブルからのデータが、他のノードに指示されました。
リカバリー・テキスト: 一般に、結合列が分散テーブルの区分化キーと一致しないとき、テーブルは指定されます。 テーブルが指定されるとき、照会は複数のステップで処理され、並列で処理されます。 各ステップの中間結果を入れる一時分散結果ファイルが必要になります。分散テーブルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL401E - テーブル &2 がブロードキャストされたので、一時分散結果テーブル &1 が作成されました
メッセージ・テキスト: テーブル &2 がブロードキャストされたので、一時分散結果テーブル &1 が作成されました。
原因テキスト: 照会の中間結果を入れるために一時分散結果テーブルが作成されました。 照会の分散テーブルからのデータが、すべてのノードにブロードキャストされました。
リカバリー・テキスト: 一般に、結合列が、結合されているテーブルか結合演算子が等価演算子でないテーブルのどちらかの区分化キーと一致しないとき、テーブルはブロードキャストされます。 テーブルがブロードキャストされるとき、照会は複数のステップで処理され、並列で処理されます。 一時分散結果テーブルは、各ステップの中間結果を含むよう要求されます。分散テーブルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL401F - テーブル &1 が分散結合に使用されました
メッセージ・テキスト: テーブル &1 が分散結合に使用されました。
原因テキスト: 照会には分散テーブルに対する結合基準が含まれており、分散結合は並列に実行されました。
リカバリー・テキスト: 分散テーブルの処理について詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL4010 - テーブル &1 に対するテーブル・スキャン・アクセス
メッセージ・テキスト: テーブル &1 に対するテーブル・スキャン・アクセス。
原因テキスト: テーブルから行を選択するためにテーブル・スキャン・アクセスが使用されました。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: そのテーブルから高い割合で行を選択するとき、テーブル走査は一般的に効率の良いオプションです。 ただし、テーブルから選択される行の割合が低い場合、索引を使用する方が照会のパフォーマンスを向上する場合があります。
SQL4011 - テーブル &1 に索引スキャン・キー行位置が使用されました
メッセージ・テキスト: テーブル &1 に索引スキャン・キー行位置が使用されました。
原因テキスト: 索引走査キー行の位置決めは、索引に対して選択を適用して、 選択基準の一部またはすべてに一致するキーの範囲に直接置かれるように定義されます。 索引走査キー行位置は、索引のキーのサブセットのみを処理し、 そのテーブルから選択される行の割合が低い場合に効率の良いオプションとなります。

テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。

リカバリー・テキスト: 索引走査キー行位置について詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL4012 - テーブル &2 の索引 &1 から索引が作成されました
メッセージ・テキスト: テーブル &2 の索引 &1 から索引が作成されました。
原因テキスト: 次の理由のいずれかのため、照会されたテーブルの行にアクセスするために、指定された索引を使用して一時索引が作成されました。

-- 指定された順序付け/グループ化基準を実行します。

-- 指定された結合基準を実行します。

テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。

リカバリー・テキスト: 索引から索引を作成することは、一般的に効率の良いオプションとなります。頻繁に実行される照会のために永続索引を作成することを考慮してください。 照会をデバッグ・モード (STRDBG) で実行すると、索引の作成時に使用するキー列を判別できます。 注: 永続索引が作成される場合、Query 最適化プログラムは、テーブルから行にアクセスするために引き続き一時索引を作成するよう選択する場合があります。
SQL4013 - アクセス・プランが作成されていない
メッセージ・テキスト: アクセス・プランが作成されていない。
原因テキスト: この照会にはアクセス・プランは作成されませんでした。 次の理由が考えられます。

-- プログラムが作成されたときに、テーブルが検出されませんでした。

-- 照会は複雑で、一時結果テーブルが必要になりました。

-- 動的 SQL が指定されました。

リカバリー・テキスト: アクセス・プランが作成されなかった場合、考えられる原因を検討します。 可能なら、問題を解決を試行します。
SQL4014 - この結合位置に &1 結合列のペアが使用されました
メッセージ・テキスト: この結合位置に &1 結合列のペアが使用されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、結合選択か行選択として結合述部を処理することを選択する場合があります。結合選択で使用される結合述部は、最後の結合順序および使用される索引によって決定されます。このメッセージは、この結合位置で結合選択として、いくつの結合列のペアが処理されるかを示します。 メッセージ SQL4015 は、列が結合列のペアを構成していることについての詳細を提供します。

結合列のペアが指定されなかった場合、行選択のある索引走査キー行位置が、結合選択の代わりに使用されます。

リカバリー・テキスト: 予想より少ない結合のペアが結合位置で使用される場合、要求される結合列と一致するキーを持つ索引が存在しない可能性もあります。キーが結合述部と一致する索引の作成を試行してください。

結合列のペアが指定されなかった場合、索引走査キー行位置が使用されました。 索引走査キー行位置は、通常効率の良いオプションとなります。 メッセージ SQL4011 は、索引走査キー行位置についての詳しい情報を提供します。

SQL4015 - 結合元列 &1.&2、結合先列 &3.&4、結合演算子 &5、結合述部 &6
メッセージ・テキスト: 結合元列 &1.&2、結合先列 &3.&4、結合演算子 &5、結合述部 &6。
原因テキスト: 現行の結合位置でどの結合述部がインプリメントされたかを示します。 置換テキスト・パラメーターは次のとおりです。

-- &1: 結合「元テーブル」番号。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。

-- &2: 結合「元列」名。 結合列のペアの左半分を構成する結合元テーブル内の列。 列名が *MAP である場合、列は式 (派生したフィールド) です。

-- &3: 結合「先テーブル」番号。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。

-- &4. 結合「先列」名。 結合列のペアの右半分を構成する結合先列内の列。 列名が *MAP である場合、列は式 (派生したフィールド) です。

-- &5. 結合演算子。 可能な値は EQ (等しい)、NE (等しくない)、GT (より大きい)、LT (より小)、GE (より大きいか等しい)、 LE (より小か等しい)、および CP (相互結合またはカルテシアン積) です。

-- &6. 結合述部番号。 結合のペアのこのセット内にある結合述部を識別します。

リカバリー・テキスト: 結合について詳しくは、結合の最適化を参照してください。
SQL4016 - 副選択が結合 QUERY として処理された
メッセージ・テキスト: 副選択が結合 QUERY として処理された。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、結合照会で副選択の一部かすべてを実行することを選択しました。結合で副照会を実行することは、一般的に代替方式よりもパフォーマンスを向上させます。
リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4017 - ホスト変数が再利用できる ODP として実装された
メッセージ・テキスト: ホスト変数が再利用できる ODP として実装された。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、照会がオープンされるときにホスト変数の値が提供されるのを許可するアクセス・プランを作成しました。 この照会は、アクセス・プランの再作成を必要とすることなく、ホスト変数に異なる値を提供して実行できます。 これは、アクセス・プランでホスト変数を処理する通常の方式です。 このアクセス・プランから作成されるオープン・データ・パス (ODP) は、再使用可能な ODP です。
リカバリー・テキスト: 一般に、再使用可能なオープン・データ・パスは、再使用不可のオープン・データ・パスよりも効率良く実行します。
SQL4018 - ホスト変数が再利用できない ODP として実装された
メッセージ・テキスト: ホスト変数が再利用できない ODP として実装された。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、再使用可能でないオープン・データ・パス (ODP) でホスト変数を実行しました。
リカバリー・テキスト: これは、特定の環境では効率の良いオプションとなりますが、一般的には再使用可能な ODP が最良のパフォーマンスを提供します。
SQL4019 - ホスト変数がファイル管理行位置指定再使用可能 ODP として実装された
メッセージ・テキスト: ホスト変数がファイル管理行位置指定再使用可能 ODP として実装された
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、ファイル管理行位置を使用して、再利用できるオープン・データ・パス (ODP) でホスト変数を実装しました。
リカバリー・テキスト: 一般に、再使用可能 ODP は再使用不可 ODPより効率良く実行します。
SQL402A - 結合の処理にハッシュ・アルゴリズムが使用された
メッセージ・テキスト: 結合の処理にハッシュ・アルゴリズムが使用された。
原因テキスト: ハッシュ結合アルゴリズムは一般的に、長く実行される結合照会のために使用されます。 元の照会は、ハッシュ結合ステップに細分化されます。各ハッシュ結合ステップは最適化され、別個に処理されます。 アクセス・プランは個々のハッシュ結合ダイヤルのために保管されていないため、 各ハッシュ結合ステップについてのアクセス・プランのインプリメンテーション情報は使用できません。 照会が STRDBG CL コマンドを使用してデバッグ・モードで実行される場合、各ハッシュ・ダイヤルのインプリメンテーションを詳述するデバッグ・メッセージがジョブ・ログに記録されます。
リカバリー・テキスト: ハッシュ結合方式は、通常良い選択です。 ただし、この方式の使用を許可したくない場合は、ALWCPYDTA(*YES) を指定します。結合処理のハッシュ・アルゴリズムについて詳しくは、&qryopt を参照してください。
SQL402B - ハッシュ結合ステップ &2 でテーブル &1 が使用されました
メッセージ・テキスト: ハッシュ結合ステップ &2 でテーブル &1 が使用されました。
原因テキスト: このメッセージは、ハッシュ結合ステップによって使用されるテーブルの番号をリストします。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。 同じハッシュ結合ステップにこれら複数のメッセージがある場合、 そのステップはネストされたループ結合です。アクセス・プランは個々のハッシュ・ステップのために保管されていないため、 各ハッシュ結合ステップについてのアクセス・プランのインプリメンテーション情報は使用できません。 照会が STRDBG CL コマンドを使用してデバッグ・モードで実行される場合、各ハッシュ・ステップのインプリメンテーションを詳述するデバッグ・メッセージがジョブ・ログに記録されます。
リカバリー・テキスト: ハッシュについて詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL402C - ハッシュ結合結果に一時テーブルが作成されました
メッセージ・テキスト: ハッシュ結合結果に一時テーブルが作成されました。
原因テキスト: 照会の処理が完了するために、ハッシュ結合の結果が一時テーブルに書き込まれました。 照会が次の 1 つ以上を含むため、一時テーブルが必要とされました。 GROUP BY または集計機能、ORDER BY、DISTINCT、複数のテーブルからの列を含む式、複数のテーブルからの列を含む複合行選択
リカバリー・テキスト: 結合処理のハッシュ・アルゴリズムについて詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL402D - QUERY 属性がライブラリー &1 の QUERY オプション・ファイル &2 から一時変更された
メッセージ・テキスト: QUERY 属性がライブラリー &1 の QUERY オプション・ファイル &2 から一時変更された。
原因テキスト: ありません。
リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4020 - 見積 QUERY 実行時間は &1 秒である
メッセージ・テキスト: 見積 QUERY 実行時間は &1 秒である。
原因テキスト: この照会の実行の合計見積時間 (秒単位) です。
リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4021 - アクセス・プランが最後に保管された &1 の &2 です
メッセージ・テキスト: アクセス・プランが最後に保管された &1 の &2 です。
原因テキスト: 日時は、プログラム・オブジェクトでアクセス・プランが最後に正常に更新された時を表します。
リカバリー・テキスト: ありません。
SQL4022 - アクセス・プランは SRVQRY 属性が活動状態で保管された
メッセージ・テキスト: アクセス・プランは SRVQRY 属性が活動状態で保管された。
原因テキスト: SRVQRY がアクティブである間に、保管されたアクセス・プランが作成されました。 アクセス・プランに保管された属性は SRVQRY の結果である場合があります。
リカバリー・テキスト: SRVQRY の属性は永続的に保管されないため、照会は次に実行されるときに再最適化されます。
SQL4023 - 並行テーブルの事前取り出しが使用されました。
メッセージ・テキスト: 並行テーブルの事前取り出しが使用されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、テーブル走査に必要とされる処理時間の削減のために、 並列プリフェッチ・アクセス方式の使用を選択しました。
リカバリー・テキスト: 並列プリフェッチは照会のパフォーマンスを向上させることができます。 アクセス・プランが並列プリフェッチを使用するために作成されたとしても、次のことが真である場合にのみ、システムは照会を実際に実行します。

-- 照会属性 DEGREE が、アプリケーション・プロセスに *IO または *ANY のオプションで指定されました。

-- 複数の入出力ストリームによって取り出されるデータをキャッシュに入れるのに使用できる、十分な主記憶域があります。 通常、5 メガバイトが最小です。 共用プールのサイズを増やすと、パフォーマンスが向上する場合があります。

並列テーブル・プリフェッチについて詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。

SQL4024 - 並行索引プリロード・アクセス方式が使用されました

 
メッセージ・テキスト: 並行索引プリロード・アクセス方式が使用されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、この照会に必要とされる処理時間の削減のために、 並列索引プリロード・アクセス方式の使用を選択しました。 これは、照会がオープンされるときに、この照会によって使用される索引がアクティブ・メモリーにロードされることを意味しています。
リカバリー・テキスト: 並列索引プリロードは照会のパフォーマンスを向上させることができます。 アクセス・プランが並列プリロードを使用するために作成されたとしても、次のことが真である場合にのみ、システムは実際に並列プリロードを使用します。

-- 照会属性 DEGREE が、アプリケーション・プロセスに *IO または *ANY のオプションで指定されました。

-- この照会によって使用されるすべての索引オブジェクトを、アクティブ・メモリーにロードするのに十分な主記憶域があります。 通常、5 メガバイトが最小です。 共用プールのサイズを増やすと、パフォーマンスが向上する場合があります。

並列テーブル・プリフェッチについて詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。

SQL4025 - 並行テーブル・プリロード・アクセス方式が使用されました
メッセージ・テキスト: 並行テーブル・プリロード・アクセス方式が使用されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、この照会に必要とされる処理時間の削減のために、 並列テーブル・プリロード・アクセス方式の使用を選択しました。 これは、照会がオープンされるときに、この照会によってアクセスされるデータがアクティブ・メモリーにロードされることを意味しています。
リカバリー・テキスト: 並列テーブル・プリロードは照会のパフォーマンスを向上させることができます。 アクセス・プランが並列プリロードを使用するために作成されたとしても、次のことが真である場合にのみ、システムは実際に並列プリロードを使用します。

-- 照会属性 DEGREE が、アプリケーション・プロセスに *IO または *ANY のオプションで指定されたこと。

-- ファイルのすべてのデータをアクティブ・メモリーにロードするのに使用できる、十分な主記憶域があること。 通常、5 メガバイトが最小です。 共用プールのサイズを増やすと、パフォーマンスが向上する場合があります。

並列テーブル・プリフェッチについて詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。

SQL4026 - テーブル番号 &1 で索引専用アクセスが使用されました
メッセージ・テキスト: テーブル番号 &1 で索引専用アクセスが使用されました。
原因テキスト: 索引専用アクセスは主に、索引走査キー行位置や索引走査キー選択と共に使用されます。 このアクセス方式は、全データをデータ・スペースへのランダム入出力の実行からではなく、むしろ索引から取り出します。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: 索引専用アクセスについて詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL4027 - アクセス・プランが、システムにインストールされている DB2 Symmetric Multiprocessing によって保管されました。
メッセージ・テキスト: アクセス・プランが、システムにインストールされている DB2 Symmetric Multiprocessing によって保管されました。
原因テキスト: システム・フィーチャー DB2 Symmetric Multiprocessing がシステムにインストールされているにもかかわらず、保管されたアクセス・プランが作成されました。 アクセス・プランはこのシステム・フィーチャーの存在によって影響を受ける場合があります。 このシステム・フィーチャーがインストールされているために、照会の実装が変更されることがあります。
リカバリー・テキスト: システム・フィーチャー DB2 Symmetric Multiprocessing がどのように照会に影響を及ぼすかについて詳しくは、照会の並列処理の制御を参照してください。
SQL4028 - QUERY に分散テーブルが入っています
メッセージ・テキスト: QUERY に分散テーブルが入っています。
原因テキスト: 分散テーブルは、複数のステップで処理されるように照会で指定されました。 照会が複数のステップで処理される場合、 追加メッセージが各ステップのインプリメンテーションを詳述します。アクセス・プランは個々のステップのために保管されていないため、 各ステップについてのアクセス・プランのインプリメンテーション情報は使用できません。 照会が STRDBG CL コマンドを使用してデバッグ・モードで実行される場合、各ステップのインプリメンテーションを詳述するデバッグ・メッセージがジョブ・ログに記録されます。
リカバリー・テキスト: 分散テーブルがどのように照会のインプリメンテーションに影響を及ぼす可能性があるかについて詳しくは、「分散データベース・プログラミング」トピック・コレクションを参照してください。
SQL4029 - グループ化の処理にハッシュ・アルゴリズムが使用された
メッセージ・テキスト: グループ化の処理にハッシュ・アルゴリズムが使用された。
原因テキスト: 照会内で指定されたグループ化は、ハッシュ・アルゴリズムでインプリメントされました。
リカバリー・テキスト: ハッシュ・アルゴリズムでグループ化をインプリメントすることは、索引が作成される必要がないため、 一般的にパフォーマンス上の利点があります。 ただし、この方式の使用を許可したくない場合は、単に ALWCPYDTA(*YES) を指定します。ハッシュ・アルゴリズムについて詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL4030 - テーブル &2 の並行スキャンに &1 タスクが指定されました
メッセージ・テキスト: テーブル &2 の並行スキャンに &1 タスクが指定されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、照会属性 DEGREE に基づいてこの照会のタスクの最適数を計算しました。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: 並列テーブルまたは索引走査は、照会のパフォーマンスを向上させることができます。 並列走査のための指定された数のタスクを使用するためにアクセス・プランが作成されたとしても、 このジョブが実行されているプールの可用性またはディスク装置のテーブル・データの割り振りに基づいてシステムがこの数を変更する場合があります。 並列走査について詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL4031 - テーブル &2 上の並行索引の作成に &1 タスクが指定されました
メッセージ・テキスト: テーブル &2 上の並行索引の作成に &1 タスクが指定されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、照会属性 DEGREE に基づいてこの照会のタスクの最適数を計算しました。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: 並列索引の作成は照会のパフォーマンスを向上させることができます。 並列索引の作成のための指定された数のタスクを使用するためにアクセス・プランが作成されたとしても、このジョブが実行されているプールの可用性またはディスク装置のテーブル・データの割り振りに基づいてシステムがこの数を変更する場合があります。並列索引の作成について詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL4032 - テーブル &2 のビットマップ処理に索引 &1 が使用されました
メッセージ・テキスト: テーブル &2 のビットマップ処理に索引 &1 が使用されました。
原因テキスト: 索引は、ビットマップを作成するために照会選択と共に使用されました。 次にテーブルから行にアクセスするためにビットマップが使用されました。 このメッセージは、1 つのテーブルに複数表示される場合があります。 これが生じる場合、ビットマップは各メッセージの各索引から作成されました。 ビットマップは、ブール論理を使用して 1 つのビットマップに結合され、結果のビットマップはテーブルから行にアクセスするために使用されました。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。
リカバリー・テキスト: 照会をデバッグ・モード (STRDBG) で実行すると、さらに特定の情報を判別できます。 また、ビットマップ処理について詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL4033 - &2 を使用する並行ビットマップの作成に &1 タスクが指定されました
メッセージ・テキスト: &2 を使用する並行ビットマップの作成に &1 タスクが指定されました。
原因テキスト: Query 最適化プログラムは、照会属性 DEGREE に基づいてビットマップの作成に使用する タスクの最適数を計算しました。
リカバリー・テキスト: 並列索引走査を使用してビットマップを作成すると、照会のパフォーマンスを向上させることができます。 指定された数のタスクを使用するためにアクセス・プランが作成されたとしても、 システムはこのジョブが実行されているプールの可用性ディスク装置のまたはファイル・データの割り振りに基づいてこの数を変更する場合があります。 並列走査について詳しくは、データ・アクセス方式を参照してください。
SQL4034 - 結合の処理に複数の結合クラスが使用されました
メッセージ・テキスト: 結合の処理に複数の結合クラスが使用されました。
原因テキスト: 操作が競合している結合照会が書き込まれるか、結合照会を単一照会としてインプリメントできない場合、 複数の結合クラスが使用されます。各結合クラスは、一時テーブルに書き込まれた結果とともに、照会の個々のステップとして最適化され、処理されます。 アクセス・プランは個々の結合クラス・ダイヤルのために保管されていないため、 各結合クラスについてのアクセス・プランのインプリメンテーション情報は使用できません。 照会が STRDBG CL コマンドを使用してデバッグ・モードで実行される場合、各結合ダイヤルのインプリメンテーションを詳述するデバッグ・メッセージがジョブ・ログに記録されます。
リカバリー・テキスト: 結合クラスについて詳しくは、結合の最適化を参照してください。
SQL4035 - 結合クラス &2 でテーブル &1 が使用されました
メッセージ・テキスト: 結合クラス &2 でテーブル &1 が使用されました。
原因テキスト: このメッセージは、各結合クラスで使用されるテーブルの数をリストします。 テーブル番号は、照会のこのテーブルの相対位置を参照します。 同じ結合クラスにリストされているすべてのテーブルが、照会の同じステップ中に処理されます。 すべての結合クラスからの結果は、照会の最終結果を戻すために共に結合されます。 アクセス・プランは個々のクラスのために保管されていないため、 各結合クラスについてのアクセス・プランのインプリメンテーション情報は使用できません。 照会が STRDBG CL コマンドを使用してデバッグ・モードで実行される場合、各結合クラスのインプリメンテーションを詳述するデバッグ・メッセージがジョブ・ログに記録されます。
リカバリー・テキスト: 結合クラスについて詳しくは、結合の最適化を参照してください。