XOR
XOR 関数は、引数ストリングの論理 XOR であるストリングを戻します。 この関数は、最初の引数ストリングを次のストリングと XOR 演算し、それから前の結果を使用して、連続する各引数との XOR 演算を繰り返します。文字ストリング引数が前の結果より短い場合は、ブランクが埋め込まれます。 2 進ストリング引数が前の結果より短い場合は、16 進数のゼロが埋め込まれます。
各引数には、互換性がなければなりません。
- expression
- (LOB 以外の) 任意の組み込み数値データ・タイプ、またはストリング・データ・タイプの値を戻す式。引数は、混合データ文字ストリング、UTF-8 文字ストリング、またはグラフィック・ストリングであってはなりません。 数値引数は、関数を評価する前に文字ストリングにキャストされます。 数値から文字ストリングへの変換の詳細については、VARCHARを参照してください。
必要ならば、引数は結果の属性に変換されます。結果の属性は、以下のように決められます。
- すべての引数が固定長ストリングである場合、結果は長さが n の固定長ストリングになります (ここで、n は最長の引数の長さ)。
- 引数の中に可変長ストリングがある場合、結果は長さ属性が n の可変長ストリングになります (ここで、n は最大の長さ属性を持つ引数の長さ属性)。 結果の実際の長さは m です (ここで、m は、最長の引数の実際の長さ)。
引数が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。引数が NULL の場合は、結果は NULL 値になります。
結果の CCSID は 65535 です。
例
- ホスト変数 L1 は値が X'E1E1' の CHARACTER(2) のホスト変数、ホスト
変数 L2 は値が X'F0F000' の CHARACTER(3) のホスト変数、ホスト変数 L3
は値が X'0000000F' の CHARACTER(4) のホスト変数であると想定します。
値として X'1111404F' が戻されます。SELECT XOR(:L1,:L2,:L3) FROM SYSIBM.SYSDUMMY1