TRIM_ARRAY

TRIM_ARRAY 関数は、配列引数の末尾から指定の数だけエレメントを削除して、配列のコピーを戻します。

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>>-TRIM_ARRAY--(--array-variable-name--,--+-numeric-constant-+--)-><
                                          '-numeric-variable-'      

array-variable-name
SQL 変数またはパラメーターを識別します。変数またはパラメーターは、配列タイプでなければなりません。
numeric-constant または numeric-variable
array-variable-name のコピーから切り取るエレメントの数を指定します。これは、整数 データ・タイプにキャストできる定数、または SQL 変数またはパラメーターである必要があります。値は、0 から array-variable-name のカーディナリティーまでの範囲内でなければなりません。

結果の配列タイプは、最初の引数の配列タイプ と同じですが、カーディナリティーは、切り取られたエレメント数だけ 少なくなります。

結果は NULL になる可能性があります。どちらかの引数が NULL である場合、その結果は NULL 値になります。

TRIM_ARRAY は、SQL プロシージャーまたは SQL 関数内で assignment-statement の右側の唯一の式としてのみ使用できます。

配列タイプ PHONENUMBERS および配列変数 RECENT_CALLS が次のように定義されていると想定します。

CREATE TYPE PHONENUMBERS AS INTEGER ARRAY[50];
DECLARE RECENT_CALLS PHONENUMBERS;

以下のステートメントは、配列変数 RECENT_CALLS から最後のエレメントを削除します。

  SET RECENT_CALLS = TRIM_ARRAY(RECENT_CALLS, 1)