TIME

TIME 関数は、指定された値から時刻を戻します。

構文図を読む構文図をスキップする
>>-TIME--(--expression--)--------------------------------------><

expression
日付、時刻、タイム・スタンプ、文字ストリング、 またはグラフィック・ストリングのいずれかの組み込みデータ・タイプの値を戻す式。

expression が 文字ストリングまたはグラフィック・ストリングの場合、その値は、日付、時刻、またはタイム・スタンプの有効なストリング表現でなければなりません。 が日付の有効なストリング表現の場合、その形式は IBM® SQL 標準形式の 1 つでなければなりません。 日付、時刻、およびタイム・スタンプのストリング表現の有効な形式については、日付/時刻の値のストリング表記を参照してください。

この関数の結果は、時刻になります。 引数が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。 引数が NULL の場合は、結果は NULL 値になります。

その他の規則は、引数のデータ・タイプに応じて以下のように異なります。

  • 引数が日付の場合 :

    結果は、夜の 12 時になります。

  • 引数が時刻の場合 :

    結果は指定した時刻になります。

  • 引数がタイム・スタンプの場合 :

    結果は、タイム・スタンプの時刻の部分です。

  • 引数が文字ストリングまたはグラフィック・ストリングの場合 :

    結果は、ストリングで表された時刻、またはストリングで表されたタイム・スタンプ値の時刻部分です。

注記

代替構文: アプリケーションの移植性を拡張するには、CAST 指定を使用します。 詳しくは、CAST の指定を参照してください。

  • サンプル表 IN_TRAY から、現在の時刻より 1 時間以上あと (日付は問わない) に受け取ったコメントをすべて選択します。
      SELECT *
        FROM IN_TRAY
        WHERE TIME(RECEIVED) >= CURRENT TIME + 1 HOUR