HASHED_VALUE
HASHED_VALUE 関数は、行のパーティション・キー値にハッシュ関数を適用して取得した、 行のパーティション・マップ索引番号を戻します。
HASH 関数も参照してください。 引数が非分散表を示している場合は、値 0 が戻されます。 パーティション・マップおよびパーティション・キーについての詳細は、「DB2® マルチシステム」トピック集を参照してください。
- table-designator
- 副選択の表指定子。表指定子の詳細については、表指定子を参照してください。
SQL 命名規則では、表名は修飾できます。システム命名規則では、表名は修飾できません。
table-designator は、 collection-derived-table、VALUES 節、table-function、または data-change-table-reference を指定するものであってはなりません。
引数がビュー、共通表式、またはネストされた表式を示している場合、この 関数はその基本表のパーティション・マップ索引番号を返します。 引数が、複数の基本表から派生したビュー、共通表式、またはネストされた表式を示している場合、この関数は、そのビュー、共通表式、またはネストされた表式の外側 の副選択内にある最初の表のパーティション・マップ索引番号を返します。
引数は、 外側の全選択に、集約関数、GROUP BY 節、HAVING 節、 UNION、INTERSECT、または EXCEPT 節、 DISTINCT 節、VALUES 節、または table-function が含まれている、ビュー、共通表式、またはネストされた表式を示していてはなりません。全選択が集約関数、GROUP BY 文節、または HAVING 文節を含む場合、SELECT 文節に HASHED_VALUE 関数を指定することはできません。
結果のデータ・タイプは、0 から 1023 の値を持つ長整数になります。結果は NULL になる場合があります。
注記
代替構文: PARTITION は HASHED_VALUE の同義語です。
例
- パーティション・マップ索引番号が 100 である行すべてについて、表 EMPLOYEE から、
従業員番号 (EMPNO) を選択します。
SELECT EMPNO FROM EMPLOYEE WHERE HASHED_VALUE(EMPLOYEE) = 100