MIDNIGHT_SECONDS

MIDNIGHT_SECONDS 関数は、真夜中から引数に指定されている時刻値までの秒数を表す 0 から 86 400 の整数値を戻します。

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expression
日付、時刻、タイム・スタンプ、文字ストリング、 またはグラフィック・ストリングのいずれかの組み込みデータ・タイプの値を戻す式。値は、時刻または タイム・スタンプの有効なストリング表現でなければなりません。時刻とタイム・スタンプのストリング表現の有効な形式に ついては、日付/時刻の値のストリング表記を参照してください。

引数が DATE である場合、時刻が午前 0 時ちょうど (00.00.00) であると想定して、最初に TIMESTAMP(0) 値に変換されます。

この関数の結果は、長整数になります。 引数が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。 引数が NULL の場合は、結果は NULL 値になります。

  • 真夜中から 00:01:00 までの間、および真夜中から 13:10:10 までの間の秒数を調べます。 ホスト変数 XTIME1 の値は「00:01:00」であり、XTIME2 の値は「13:10:10」であるものとします。
      SELECT MIDNIGHT_SECONDS(:XTIME1), MIDNIGHT_SECONDS(:XTIME2)
        FROM SYSIBM.SYSDUMMY1
    この例は、60 と 47410 を戻します。 1 分は 60 秒、1 時間は 3600 秒なので、00:01:00 は真夜中から 60 秒 後 ((60 * 1) + 0)、13:10:10 は 47410 秒後 ((3600 * 13) + (60 * 10) + 10) になります。
  • 真夜中から 24:00:00 までの間、および真夜中から 00:00:00 までの間の秒数を調べます。
      SELECT MIDNIGHT_SECONDS('24:00:00'), MIDNIGHT_SECONDS('00:00:00')
        FROM SYSIBM.SYSDUMMY1
    この例は、86400 と 0 を戻します。この 2 つの値は同じ時刻点を表してい ますが、異なる値が戻されます。