DLURLPATH
DLURLPATH 関数は、リンク・タイプ URL のデータ・リンク値から、あるサーバー内のファイルにアクセスするのに必要なパスとファイル名を戻します。該当する場合は、この値にはファイル・アクセス・トークンが含まれます。
- DataLink-expression
- 結果が DataLink 組み込みデータ・タイプの値になる式。
引数が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。 引数が NULL の場合は、結果は NULL 値になります。
この関数の結果は可変長ストリングです。属性の長さは、データ・リンクの属性によって次のように異なります。
- データ・リンクの属性が FILE LINK CONTROL でかつ READ PERMISSION DB の場合は、結果の長さ属性は引数の長さ属性に 19 を加えたもの
- それ以外の場合は、結果の長さ属性は、引数の長さ属性
データ・リンク値にコメントしか含まれていない場合は、戻る結果は長さゼロのストリングです。
文字ストリングの CCSID は、データ・リンク式 のものと同じになります。
例
- スカラー関数を使用して表 TBLA のある行の列 COLA に (FILE LINK CONTROL および READ PERMISSION DB という属性で) 挿入されているデータ・リンク値があるとします。
次の関数がこの値に対して実行されると、INSERT INTO TABLA VALUES( DLVALUE('http://dlfs.almaden.ibm.com/x/y/a.b','URL','A comment') )
「/x/y/****************;a.b」という値が戻されます。 **************** はアクセス・トークンを表します。SELECT DLURLPATH(COLA) FROM TBLA