DATAPARTITIONNAME
DATAPARTITIONNAME 関数は、行が置かれているパーティションの名前を戻します。 引数がパーティション化されていない表を示している場合は、空ストリングが戻されます。
パーティションの詳細については、「DB2® マルチシステム」トピック集を参照してください。
- table-designator
- 副選択の表指定子。表指定子の詳細については、表指定子を参照してください。
SQL 命名規則では、表名は修飾できます。システム命名規則では、表名は修飾できません。
table-designator は、 collection-derived-table、VALUES 節、table-function、または data-change-table-reference を指定するものであってはなりません。
引数がビュー、共通表式、またはネストされた表式を示している場合、この関数はその基本表のパーティション名を返します。引数が、複数の基本表から派生したビュー、共通表式、またはネストされた表式を示している場合、この関数は、そのビュー、共通表式、またはネストされた表式の外側の副選択内にある最初の表のパーティション名を返します。
引数は、 外側の全選択に、集約関数、GROUP BY 節、HAVING 節、 UNION、INTERSECT、または EXCEPT 節、DISTINCT 節、VALUES 節、 または table-function が含まれている、ビュー、共通表式、またはネストされた表式を示していてはなりません。全選択が集約関数、GROUP BY 文節、または HAVING 文節を含む場合、SELECT 文節に DATAPARTITIONNAME 関数を指定することはできません。
この結果のデータ・タイプは、VARCHAR(18) です。結果は NULL になる場合があります。
結果の CCSID は、現行サーバーのデフォルトの CCSID になります。
例
- EMPLOYEE 表と DEPARTMENT 表を結合し、社員番号 (EMPNO) を選択して、
発生した結合に関連する各行からパーティションを判別します。
SELECT EMPNO, DATAPARTITIONNAME(X), DATAPARTITIONNAME(Y) FROM EMPLOYEE X, DEPARTMENT Y WHERE X.DEPTNO=Y.DEPTNO