CARDINALITY

CARDINALITY 関数は、配列のエレメント数を表わす値を戻します。

構文図を読む構文図をスキップする
>>-CARDINALITY--(--array-expression--)-------------------------><

array-expression
この式は、配列データ・タイプの SQL 変数またはパラメーターでも、配列データ・タイプに対するパラメーター・マーカーのキャスト仕様であっても構いません。

CARDINALITY 関数によって戻される値は、配列に含まれている割り当て済みエレメントの最も上位の配列指標になります。これには、NULL 値が割り当てられたエレメントも含まれます。

関数の結果は BIGINT です。この関数は、配列が空の場合には 0 を戻します。結果は NULL になる可能性があります。引数が NULL である場合、その結果は NULL 値になります。

配列タイプ PHONENUMBERS および配列変数 RECENT_CALLS が次のように定義されていると想定します。

CREATE TYPE PHONENUMBERS AS INTEGER ARRAY[50];
DECLARE RECENT_CALLS PHONENUMBERS;
RECENT_CALLS には 3 つのエレメントが入っています。 以下の SET ステートメントは、これまでに配列に保存されている通話件数を SQL 変数 HOWMANYCALLS に代入します。
SET HOWMANYCALLS = CARDINALITY(RECENT_CALLS)

このステートメントを実行した後、HOWMANYCALLS には 3 が入っています。