BIGINT
BIGINT 関数は、64 ビット整数表現を返します。
BIGINT 関数は、次のものの 64 ビット整数表現を戻します。
- 数値
- 10 進数の文字ストリング表現またはグラフィック・ストリング表現
- 整数の文字ストリング表現またはグラフィック・ストリング表現
- 浮動小数点数の文字ストリング表現またはグラフィック・ストリング表現
- 10 進浮動小数点数の文字ストリング表現またはグラフィック・ストリング表現
- 日付
- 時刻
- タイム・スタンプ
数値から 64 ビット整数へ
- numeric-expression
- 任意の組み込み数値データ・タイプの数値を戻す式。
結果は、引数が 64 ビット整数の列または変数に割り当てられたときに得られる数値と同じです。 引数の整数部が、64 ビット整数の範囲内にない場合は、エラーが戻されます。 引数の小数部は切り捨てられます。
ストリングから 64 ビット整数へ
- string-expression
- 数値の文字ストリング表現またはグラフィック・ストリング表現の値を戻す式。
結果は、CAST(string-expression AS BIGINT) から得られる数値と同じです。 先行ブランクと末尾ブランクは除去され、結果のストリングは、浮動小数点数、10 進浮動小数点数、整数、または 10 進数の定数を形成する際の規則に合致している必要があります。 引数の整数部が、64 ビット整数の範囲内にない場合は、エラーが戻されます。 引数の小数部は切り捨てられます。
日時→ Big Integer
- datetime-expression
- 次のデータ・タイプのいずれかの式。
- DATE。 結果は、日付を yyyymmdd で表した BIGINT 値になります。
- TIME。 結果は、時間を hhmmss で表した BIGINT 値になります。
- TIMESTAMP。結果は、タイム・スタンプを yyyymmddhhmmss で表した BIGINT 値になります。 タイム・スタンプの小数秒の部分は、結果には入っていません。
この関数の結果は、64 ビット整数になります。 引数が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。 引数が NULL の場合は、結果は NULL 値になります。
注記
代替構文: アプリケーションの移植性を拡張するには、CAST 指定を使用します。 詳しくは、CAST の指定を参照してください。
例
- EMPLOYEE 表を使用して、64 ビット整数形式の SALARY 列を選択し、アプリケー
ション内の処理をさらに進めます。
SELECT BIGINT(SALARY) FROM EMPLOYEE