REFRESH TABLE
REFRESH TABLE ステートメントは、マテリアライズ照会表のデータをリフレッシュします。 このステートメントはマテリアライズ照会表のすべての行を削除してから、 マテリアライズ照会表の定義で指定された選択ステートメント にある結果行を挿入します。
呼び出し
このステートメントは、アプリケーション・プログラムに組み込むことができ、また対話式に呼び出すこともできます。 これは、動的に準備できる実行可能ステートメントです。
権限
このステートメントの権限 ID が保持する特権には、少なくとも以下の 1 つ が含まれていなければなりません。
- ステートメントで識別される表に対して、
- 表に対するシステム権限 *OBJMGT
- 表に対する DELETE 特権
- 表に対する INSERT 特権
- その表が入っているライブラリーに対する *EXECUTE システム権限
- データベース管理者権限
SQL 特権に対応するシステム権限については、『表またはビューへの権限を検査する際の対応するシステム権限』を参照してください。
説明
- table-name
- リフレッシュするマテリアライズ表を識別します。 table-name では、現行サーバーに存在するマテリアライズ照会表を指定する必要があります。 REFRESH TABLE はマテリアライズ照会表の定義にある 選択ステートメント を評価して、 表をリフレッシュします。
注
マテリアライズ照会表のリフレッシュの使用: マテリアライズ照会表は、REFRESH TABLE ステートメントの処理中に選択ステートメント を評価するためには使用されません。
リフレッシュ分離レベル: 選択ステートメント の評価に使用される分離レベルは、次のいずれかです。
- 選択ステートメント の分離レベル 文節に指定されている分離レベル、または
- 分離レベル 文節が指定されていない場合、 CREATE TABLE または ALTER TABLE の発行時に記録されたマテリアライズ照会表の分離レベル。
行数: REFRESH TABLE ステートメントが正常に実行された後、 SQL 診断領域の ROW_COUNT ステートメント情報項目 (または SQLCA の SQLERRD(3)) には、 マテリアライズ照会表に挿入された行数が含まれます。
例
TRANSCOUNT マテリアライズ照会表のデータをリフレッシュします。
REFRESH TABLE TRANSCOUNT