ALTER PERMISSION

ALTER PERMISSION ステートメントは、現行サーバーに存在する行の許可を変更します。

呼び出し

このステートメントは、アプリケーション・プログラムに組み込むことができ、また対話式に呼び出すこともできます。 これは、動的に準備できる実行可能ステートメントです。

権限

このステートメントの許可 ID には、セキュリティー管理者権限 がなければなりません。 管理権限を参照してください。

構文

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>>-ALTER PERMISSION--permission-name--+-ENABLE-----+-----------><
                                      +-DISABLE----+   
                                      '-REGENERATE-'   

説明

permission-name
変更対象の行の許可を指定します。これは、 現行サーバーに存在する行の許可を示すものでなければなりません。デフォルトの許可を指定することはできません。
ENABLE、DISABLE、または REGENERATE
ENABLE
行アクセス制御で行の許可を有効にすることを指定します。表の行アクセス制御が現在アクティブになっていない場合、行の許可は、表の行アクセス制御がアクティブになった時点で有効になります。表の行アクセス制御 が現在アクティブになっている場合、行の許可は直ちに有効になります。
有効にしようとするとエラーになる行の許可は、 許可定義にあるエラーがすべて解決されるまで有効にできません。これには、 行の許可を除去し、変更した定義で再作成することが必要になることがあります。
行の許可が行アクセス制御に使用可能として既に定義されている場合、ENABLE は無視されます。
DISABLE
行アクセス制御で行の許可を無効にすることを指定します。表の行アクセス制御が現在活動化されていない場合、行の許可は、表の行アクセス制御が活動化されているときには無効のままです。表の行アクセス制御 が現在活動化されている場合、行の許可は無効になります。
表の行アクセス制御が現在活動化されていて、 すべての行の許可が無効になっている場合、デフォルトの行の許可 (表のどの行へのアクセスも許可されない) が 使用されます。
行の許可が行アクセス制御には使用不可として既に定義されている場合、DISABLE は無視されます。
REGENERATE
行の許可を再生成することを指定します。カタログ内の行の許可定義が使用され、既存の従属関係と許可 (ある場合) は保持されます。 行の許可定義は、行の許可を作成したときと同じように再評価されます。行の許可で参照されるユーザー定義関数は、行の許可の作成時に解決されたのと同じセキュア UDF に解決される必要があります。

例 1: 権限 P1 を使用可能に設定します。

ALTER PERMISSION P1 ENABLE 

例 2: 権限 P1 を使用不可に設定します。

ALTER PERMISSION P1 DISABLE 

例 3: 権限 P1 を再生成します。

ALTER PERMISSION P1 REGENERATE