日時システム値: 時刻

時刻システム値は、QDATETIME、QTIME、QHOUR、QMINUTE、および QSECOND とも呼ばれます。 このシステム値を使用して、 システムの時刻を設定できます。

クイック・リファレンス
ロケーション IBM® Navigator for i で、「構成およびサービス」 > 「システム値」を選択します。「日時」を右クリックし、「プロパティー」をクリックし、次に「時間」タブに切り替えます。
特殊権限 すべてのオブジェクト (*ALLOBJ)
デフォルト値 デフォルト値なし
変更が有効になるとき 即時
ロック可能 いいえ

このシステム値を使用してユーザーができること

システムで使用される時刻を指定できます。 時刻は、時 (QHOUR)、分 (QMINUTE)、秒 (QSECOND) で指定します。

システム時刻を更新する必要がある場合、時刻調整がお勧めの方法です。時刻調整では、時刻がスキップされたり繰り返されたりすることがありません。最大 2 時間の時刻調整を指定できます。 2 時間を超えるシステム時刻の更新が必要な場合は、 時刻調整を複数回使用して、目的の時刻値に到達できます。 時刻システム値の手動変更は、 時刻の即時変更が必要な場合にのみ行ってください。

システムが夏時間調整の時刻を使用する場合、夏時間調整の影響を受ける時間については日付と時刻を変更できません。 たとえば、4 月 6 日に夏時間調整のためシステム・クロックが 2:00 から 3:00 に移る場合、4 月 6 日には時刻を 2:00 より遅いか等しい時刻または 3:00 より早い時刻に変更することはできません。

IBM Navigator for i インターフェースでは、システム日付 (QDATE) および時刻 (QTIME) システム値は変更されていません。 しかし、文字ベース・インターフェースでは、 これらのシステム値が QDATETIME という 1 つの値に結合されました。 文字ベース・インターフェースを使用して QDATE システム値および QTIME システム値にアクセスする場合は、QDATE システム値または QTIME システム値ではなく QDATETIME システム値を使用してください。 文字ベース・インターフェースでは、QDATE システム値および QTIME システム値に依然としてアクセスできます。 これらの値のどちらかだけを取り出したり変更するときは、QDATE システム値および QTIME システム値を使用してください。 両方の値を取り出したり変更する必要がある場合は、QDATETIME システム値を使用してください。