仮想イーサネットを外部 LAN に接続するための TCP/IP の技法

さまざまな TCP/IP 技法を使用して、仮想イーサネット・ネットワークを外部 LAN に接続することができます。区画間通信でネットワーク・カードを使用する代わりに、 仮想イーサネットを使用することができます。

区画間通信で仮想イーサネット・ネットワークを使用している場合、 それらの区画が物理的な外部 LAN と通信できるようにしなければならない場合があります。TCP/IP トラフィックが、 仮想イーサネット・ネットワークと外部 LAN の間で流れるようにする必要があります。 以下の図は、IP パケットの論理フローを示しています。

この図には、区画 A から区画 B 上の仮想インターフェース経由で外部 LAN に至る IP パケットのフローが示されています。

区画 A で開始された IP トラフィックは、その仮想イーサネット・インターフェースから、 区画 B の仮想イーサネット・インターフェースに向かいます。 仮想イーサネットを外部 LAN に接続するために使用される TCP/IP 技法を実施することにより、 続けて IP パケットを外部インターフェースおよびそのパケットの宛先に送ることができます。

仮想イーサネットと外部 LAN を接続する方式は 3 つあります。 それぞれの方式には微妙な違いがあり、 どれが適しているかは、 TCP/IP に関するそれぞれの管理者の知識や環境によって決まります。 以下の方式のいずれかを選択してください。