構文
trap [ action condition ... ]
trap -p [ condition ... ]
trap -l
説明
trap ユーティリティーは、 condition が発生したときに qsh によって実行される action を設定します。 qsh は、trap を実行しているときに action を展開し、condition が発生したときに再度展開します。
-p オプションを指定した場合、 trap は、指定した conditions についての現行の action を表示します。
-l オプションが指定されている場合、trap は、 すべてのシグナル名とその対応する番号のリストを表示します。
引数を何も指定しないと、trap は現在定義されているトラップをリスト表示します。
オプション
オペランド
action には次のものを指定できます。
condition には次のものを指定できます。
複数の条件が同時に発生した場合は、qsh は次の順序でトラップを実行します。
終了状況
例
trap `print Command failed' ERR
trap "" ERR
trap - ERR
trap -p ERR
trap - シグナルをトラップする