System i® ナビゲーターの時間管理コンポーネント内で、時間帯および時刻調整機能を使用することができます。 これらの機能を使用すると、システムの時間帯を選択して、システム時刻の使用および調整が行えます。
さらに、使用しているシステム時刻と外部の時刻ソースを同期させる時刻保守アプリケーションとして使用するソフトウェアを指定することができます。
時間帯機能を使用すると、システムで使用する時間帯を指定することができます。 多くの時間帯の記述がシステムに用意されていますが、独自のものを作成することもできます。 時間帯の記述には、システムが夏時間調整時刻 (DST) を採用するかも含まれます。システムで DST を適用した場合、DST の開始時および終了時に、システム時刻が自動的に更新されます。
時刻調整機能を使うと、手動で時刻調整を開始することにより、システム時刻を調整することができます。 さらに、使用する時刻保守アプリケーションを指定して、システム・クロックが外部の時刻ソースと同期されるように調整することができます。
また、Web 上で System i ナビゲーターのタスクを実行することによって、時間管理を行うことができます。時間管理機能で作業を行う際に、Web ブラウザーを使用できます。