tpm_getpubek コマンド

目的

Trusted Platform Module (TPM) 保証鍵の公開部分を表示します。

構文

tpm_createek [ -h ] [ -l [ none | error | info | debug ] ] [ -u ] [ -v ] [ -z ]

説明

tpm_getpubek コマンドは、TPM の保証鍵の公開部分を要求します (TPM_ReadPubek API により)。この操作は、所有者許可を必要とするように制限できます。この場合、コマンドを実行すると所有者パスワードの入力を求めるプロンプトが出され、データが要求されます (TPM_OwnerReadPubek API により)。 呼び出しが正常に行われると、公開鍵情報が表示されます。

フラグ

項目 説明
-h (または --help) コマンド使用方法の情報を表示します。
-l (または --log) [ none | error | info | debug ] ロギング・レベルを指定のとおり none、error、info、または debug に設定します。
-u (または --unicode) TSS ポップアップ・ボックスを使用するアプリケーションに適合するように、パスワードに対して Trusted Computing Group Software Stack (TSS) UNICODE エンコードを使用します。
-v (または --version) コマンドのバージョン情報を表示します。
-z (または --well-known) 現行の所有者パスワードがすべてゼロ (20 バイトのゼロ) からなる秘密である場合に、パスワードを新しいものに変更します。 変更する必要があるパスワード (所有者またはストレージ・ルート・キー、あるいは両方) を指定する必要があります。