rmtcpip コマンド
目的
ホスト・マシンの TCP/IP の構成を除去します。
構文
rmtcpip
説明
rmtcpip コマンドはホスト・マシン上の TCP/IP の構成を除去します。このコマンドの基本機能は以下のとおりです。
- ネットワーク・インターフェース構成を除去します。
- /etc/rc.tcpip をインストールされた初期状態に復元します。
- /etc/hosts をインストールされた初期状態に復元します。
- /etc/resolv.conf ファイルを除去します。
- デフォルトおよび静的経路を除去します。
- ホスト名をローカル・ホストに設定します。
- ホスト ID 127.0.0.1 にセットします。
- 構成データベースをインストールされた初期状態にリセットします。
注:
- デフォルトで /etc/rc.tcpip にコメント化されたデーモンのうち、 このコマンドを出した時点で実行中のデーモンが停止します。
- /etc/hosts ファイルのユーザーのバージョンは、 インストール時の状態に復元されている etc/hosts ファイルに保管される前に、 /etc/hosts.save に保管されます。
- /etc/resolv.conf ファイルのバージョンが /etc/resolv.conf.save として保管されてから、 /etc/resolv.conf ファイルが除去されます。
セキュリティー
このコマンドは root からのみ実行できます。