ネットワーク・インターフェースの自動構成
新しいネットワーク・アダプターをシステムに物理的にインストールするときにオペレーティング・システムはそのアダプター用の適切なネットワーク・インターフェースを自動的に追加します。
例えば、トークンリング・アダプターをシステムにインストールする場合、オペレーティング・システムはそのアダプターに tok0
という名前を割り当て、tr0
という名前のトークンリング・ネットワーク・インターフェースを追加します。 イーサネット・アダプターをシステムにインストールする場合には、オペレーティング・システムはそのアダプターに ent0
という名前を割り当て、en0
という名前のイーサネット・バージョン 2 インターフェースと et0
という名前の IEEE 802.3 インターフェースを追加します。
ほとんどの場合、アダプター名とネットワーク・インターフェース名は 1 対 1 で対応しています。 例えば、トークンリング・アダプター tok0
はインターフェース tr0
に対応し、アダプター tok1 はインターフェース tr1
に対応します。 同様に、イーサネット・アダプター ent0
はインターフェース en0
(イーサネット・バージョン 2 の場合) と et0
(IEEE 802.3 の場合) に対応し、アダプター ent1
はインターフェース en1
(イーサネット・バージョン 2 の場合)、et1
(IEEE 802.3 の場合) に対応します。
注: 通常の環境では、ネットワーク・インターフェースを手動で削除したり追加したりする必要は生じません。 しかし、一部の問題判別手順でそうしなければならない場合もあります。 その場合は、SMIT 高速パス smit inet を使用してインターフェースを削除し、適切なインターフェースを再度追加してください。