makekey コマンド
目的
暗号鍵を生成します。
構文
makekey
説明
makekey コマンドは、暗号化を実行するプログラムで使用する暗号鍵を生成します。通常、入出力はパイプ経由です。
makekey コマンドは、標準入力から 10 文字を読み取り、標準出力に 13 文字を書き出します。 10 文字の入力の最初の 8 文字は、 ASCIICharacters パラメーターで指定される任意の順序の ASCII 文字です。 最後の 2 つの入力文字は salt と呼ばれ、 0 から 9、a から z、A から Z、. (ピリオド)、および / (スラッシュ) から選択されます。 salt 文字は、出力の最初の 2 文字として繰り返されます。 残りの 11 個の出力文字は salt と同じ文字セットから選択され、 暗号化を実行するプログラムの暗号鍵パラメーターとして使用する出力キーとなります。
例
- 入力文字列
1234567890
の暗号キーを生成するには、次のように入力してください。
Ctrl-D キーを押します。 下記の暗号キーが生成されて、$ makekey 1234567890
$
(シェル・プロンプト) が同じ行の生成されたキーの直後に続きます。90y744T/NXw1U$
- パイプ経由で入力文字列を受け入れて makekey を許可するために、次のコマンドを入力します。
$ echo 1234567890 | makekey
- ファイルから入力文字列を受け入れて makekey を許可するために、次のコマンドを入力します。
代わりに、次のコマンドを入力することもできます。$ cat infile 1234567890 $ makekey < infile
$ cat infile | makekey