machstat コマンド
目的
電源状況レジスターの最初の 4 ビットの値を報告します。
構文
説明
machstat コマンドは状況レジスターの値を戻します。CHRP ハードウェア上で -f フラグを使用する場合を除き、標準出力またはエラーはありません。
フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
-f | 非 CHRP マシンでは、電源状況レジスター・ビット 10 から 13 を返します。 CHRP マシンでは、EPOW 状況、EPOW 修飾子、および、存在する場合は EPOW バージョンを表示します。 |
-p | 電源状況レジスターの最初の 4 ビットを戻します。 |
終了状況
machstat コマンドは、エラーが発生した場合には 255 の値を戻します。それ以外の場合には、レジスターの値を戻します。
セキュリティー
アクセス制御: root ユーザーのみ実行できます。
RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。
例
パワー状況レジスターの現行値を調べるには、次のように入力します。
machstat -p
echo $?
ファイル
項目 | 説明 |
---|---|
/etc/rc.powerfail | 電源障害が検出されると、システムをシャットダウンします。 |