lssmbcred コマンド
目的
/etc/smbcred ファイルに保管されている、指定されたサーバーとユーザー名の資格情報エントリーをリストします。
構文
lssmbcred [-s server_name] [-u user_name]
説明
フラグなしで lssmbcred コマンドを実行すると、lssmbcred コマンドは、/etc/smbcred ファイルにあるユーザー名のパスワードを持つすべての資格情報エントリーをリストします。 -s フラグまたは -u フラグを指定すると、lssmbcred コマンドは、指定されたサーバー名または指定されたユーザー名に一致する資格情報を表示します。
フラグ
- -s server_name
- 一致する資格情報エントリーが /etc/smbcred ファイルに見つかった場合に資格情報を表示するリモート・ホスト (Server Message Block (SMB) サーバー) を指定します。
- -u user_name
- 一致する資格情報エントリーが /etc/smbcred ファイルに見つかった場合に資格情報を表示するユーザー名を指定します。
終了状況
- 0
- コマンドは正常に完了しました。
- >0
- エラーが発生しました。
例
xxx.in.ibm.com
サーバー上のすべての資格情報エントリーをリストするには、次のコマンドを入力します。
lssmbcred -s xxx.in.ibm.com
次の例に示すような出力が表示されます。
server: xxx.in.ibm.com user: user1
server: xxx.in.ibm.com user: user2
場所
/usr/sbin/lssmbcred
ファイル
- /etc/smbcred
- SMB クライアント・ファイルシステムの資格情報を保管します。