lspriv コマンド

目的

システムで使用できる特権を表示します。

構文

lspriv [ -v ]

説明

lspriv コマンドは、システムで使用できる特権を表示します。workload partition (WPAR) 内で実行する場合は、lspriv コマンドは、区画で使用できる特権のみを表示します。 -v フラグが指定されると、lspriv コマンドは特権記述も表示します。

フラグ

項目	説明
-v	特権ごとの特権記述を表示することを指定します。

セキュリティー

すべてのユーザーがシステム上で lspriv コマンドを実行することができます。

例

システムで使用できるすべての特権を表示するには、次のコマンドを使用します。
```
lspriv
```
システムは、次の例に示すような出力を表示します。
```
PV_ROOT
PV_AU_
PV_AU_ADD
PV_AU_ADMIN
PV_AU_READ
...
```

システムで使用できるすべての特権およびそのテキスト記述を表示するには、次のコマンドを使用します。

lspriv -v

システムは、次の例に示すような出力を表示します。

PV_ROOT Allows a process to pass any non-SU privilege check.
PV_AU_ Equivalent to all Auditing privileges (PV_AU_*) combined.
PV_AU_ADD Allows a process to record/add an audit record.
PV_AU_ADMIN Allows a process to configure and query the audit system.
PV_AU_READ Allows a process to read a file marked as an audit file.
...