lsarm コマンド
目的
Application Response Measurement (ARM) アプリケーション、およびプロセス使用状況に関する情報を表示します。
構文
lsarm -a [ -g ] [ -t ] [ -u ] [ ApplicationName ... ]
または
説明
lsarm コマンドは、Application Response Measurement (ARM) API を使ってオペレーティング・システムに登録されたアプリケーションについての情報を表示します。 -a フラグは、アプリケーション名ごとにアプリケーション情報を表示します。 -p オプションは、プロセスによって使用されるアプリケーションの情報を表示します。
フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
-a | アプリケーション名を表示します。 |
-g | アプリケーションに関連したグループ名を表示します。 |
-p | アプリケーションに関連したトランザクション名を表示します。 |
-u | アプリケーションを使用しているプロセス番号を表示します。 |
-t | プロセスによって使用されているアプリケーションを表示します。 |
パラメーター
項目 | 説明 |
---|---|
ApplicationName | lsarm コマンドによって情報を表示する対象となる、1 つ以上のアプリケーションのリストを指定します。 |
ProcessID | lsarm コマンドによって情報を表示する対象となる、1 つ以上のプロセス ID のリストを指定します。 |
終了状況
項目 | 説明 |
---|---|
0 | コマンドは正常に完了しました。 |
>0 | エラーが発生しました。 |
例
- すべてのアプリケーション名を表示するには、次のように入力します。
lsarm -a
- 「database」アプリケーションを使用しているグループ名、トランザクション・クラス名、およびプロセス番号を表示するには、次のように入力します。
lsarm -a -g -t -u database
- ARM アプリケーションを使用しているすべてのプロセスのプロセス ID を表示するには、次のように入力します。
lsarm -p
- プロセス 25038 によって使用されるアプリケーション名、グループ名、およびトランザクション名を表示するには、次のように入力します。
lsarm -p -a -g -t 25038
Location
/usr/ewlm/sbin/lsarm