lsallq コマンド

目的

構成されているすべてのキューの名前をリストします。

構文

lsallq [ -c]

説明

lsallq コマンドは、 /etc/qconfig ファイルに入っているすべての構成済みキューの名前をリストします。 -c フラグを指定すると、 このリストはコロン・フォーマットで表示されます。 このフラグは、主に SMIT で使われます。

また、System Management Interface Tool (SMIT) smit lsallq 高速パスを使用しても、このコマンドを実行できます。

フラグ

項目 説明
-c コロン・フォーマットの出力を SMIT で使えるようにします。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

  1. /etc/qconfig ファイル内のすべてのキューの名前をリストするには、次のように入力します。
    lsallq
    次のようなリストが表示されます。
    lp0
    lp1
    lp2
  2. すべての構成済みキューをコロン・フォーマットでリストするには、 次のように入力します。
    lsallq  -c
    次のようなリストが表示されます。
    lp0
    lp0:queue1
    lp0:queue2
    lp1

ファイル

項目 説明
/usr/bin/lsallq lsallq コマンドが入っています。
/etc/qconfig 構成ファイル。