ls-secldapclntd コマンド

目的

ls-secldapclntd コマンドは、 secldapclntd デーモン・プロセスの状況をリストします。

構文

/usr/sbin/ls-secldapclntd

説明

ls-secldapclntd コマンドは secldapclntd デーモンの状況をリストします。 戻される情報に組み込まれるのは次のとおりです。
  • secldapclntd デーモンが通話している LDAP サーバー
  • LDAP サーバーのポート番号
  • 使用されている LDAP プロトコルのバージョン
  • ユーザーの基本 DN
  • グループの基本 DN
  • システム (ID) の基本 DN
  • ユーザー・キャッシュ・サイズ
  • 使用されているユーザー・キャッシュ・サイズ
  • グループ・キャッシュ・サイズ
  • 使用されているグループ・キャッシュ・サイズ
  • キャッシュ・タイムアウト (存続時間) 値
  • secldapclntd から LDAP サーバーへのハートビート間隔
  • secldapclntd デーモンが使用するスレッド数
  • 使用中の認証メカニズム
  • 属性検索モード
  • デフォルトのユーザー属性エントリー・ロケーション
  • サーバーに対する LDAP クライアント要求のタイムアウト期間 (秒数)
  • LDAP サーバーで使用するユーザー・オブジェクト・クラス
  • LDAP サーバーで使用するグループ・オブジェクト・クラス

セキュリティー

aix.security.ldap 権限のあるユーザーがこのコマンドの使用を許可されます。

  1. 1.secldapclntd デーモンの状況をリストするには、次のように入力します。
    /usr/sbin/ls-secldapclntd

ファイル

項目 説明
/etc/security/ldap/ldap.cfg サーバーに接続するために secldapclntd デーモンが必要とする情報が入っています。