leave コマンド
目的
ログアウトしなければならない時刻を知らせます。
構文
説明
leave コマンドは指定された時刻まで待って、その後ユーザーにログアウトしなければならないことを知らせます。 ユーザーは実際の時間の 5 分前と 1 分前、および指定した時刻に知らされ、その後は 1 分ごとに知らされます。 ログアウトすると、leave コマンドは次のメッセージを表示する直前に終了します。
時刻を指定しないと、leave コマンドは、「When do you have to leave?」というプロンプトを出します。 改行のみで応答すると leave コマンドは終了します。 改行以外の応答は時刻と見なされます。 この形式は .login ファイルまたは .profile ファイルに入れるのに適しています。
leave コマンドは割り込み、中止、動作の終了を無視します。 leave コマンドをクリアするには、 ログアウトするか kill-9 コマンドを使ってプロセス ID を指定します。
フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
+ | 現在の時刻以降、アラームをオフにしておく時間数を、時間と分で設定するということを指定します。 |
hhmm | 時刻を時間と分で指定します (12 時間制または 24 時間制)。 または、時刻の前に + (正符号) を付けると、アラームは現在時刻からその時間内はオフになります。 すべての時刻は 12 時間制に変換され、次の 12 時間に引き継がれます。 |
例
3 時 45 分にログアウトすることを知らされるようにするには、次のように入力します。
leave 345