ipsecstat コマンド

目的

IP セキュリティー・デバイスの状況、IP セキュリティー暗号アルゴリズム、および IP セキュリティー・パケットの統計情報をリストします。

構文

ipsecstat [ -c ] [ -d ] [ -A ] [ -E ]

説明

ipsecstat コマンドはフラグなしで使用し、 IP セキュリティー・デバイスの状況、IP セキュリティー用にインストールされた暗号アルゴリズム、および IP セキュリティー・パケットの統計情報を表示します。

コマンドにはフラグを使用することもでき、IP セキュリティー・デバイスの状況だけをリストしたり、インストールされたアルゴリズムだけをリストしたり、統計情報カウンターを (ゼロに) リセットすることができます。

フラグ

項目 説明
-c 統計情報カウンターをリセットします (現在の値を表示した後で)。-c フラグは他のフラグと共に使用することはできません。
-d IP セキュリティー・デバイスの状況だけをリストします。-d フラグは他のフラグと共に使用することはできません。
-A インストールされた認証アルゴリズムだけをリストします。-A フラグは他のフラグと共に使用することはできません。
-E インストールされた暗号化アルゴリズムだけをリストします。-E フラグは他のフラグと共に使用することはできません。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。