hfistat コマンド
目的
ホスト・ファブリック・インターフェースのパフォーマンス統計情報を表示します。
構文
hfistat [-O options] [ interval [ count ] ]
hfistat [-h]
説明
hfistat コマンドは、 ホスト・ファブリック・インターフェースに関するパフォーマンス統計情報を表示します。
次の情報は、出力テーブルの列見出しの説明です。
タイプ | 列名と説明 |
---|---|
HFI |
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ISR |
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NMMU |
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CAU |
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ウィンドウ・ベース |
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フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
オプション | レポートの内容と表示方法を指定します。Options パラメーターは、-O フラグと一緒に使用してください。
オプションのリストは コンマで区切る必要があります。 また、値のリストは引用符 (“ ”) で囲み、スペースで区切る必要があります。 サポートされているオプション
とその値は次のとおりです。
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interval | hfistat コマンドが統計情報を収集して印刷する間隔を、秒単位で指定します。interval パラメーターが 指定されないと、hfistat コマンドは 2 秒間隔で実行します。 |
Count | hfistat コマンドが統計情報を収集して印刷する反復回数を指定します。Count パラメーター は、interval オプションと一緒に使用してください。Count パラメーターと interval パラメーターの 両方が指定されないと、hfistat コマンドは 10 回 実行します。interval パラメーターが 指定されて、Count パラメーターが指定されないと、hfistat コマンドは 無限に実行します。 |
例
- 1. 10 回の反復に対して 2 秒の間隔を使用することによって、すべての使用可能な HFI の HFI ベースの
パフォーマンス統計情報を表示するには、次のコマンドを実行します。
# hfistat
- 2. すべてのウィンドウのウィンドウ・ベースのパフォーマンス統計情報を含む、
使用可能な HFI のすべてのパフォーマンス統計情報を定様式出力で表示するには、次のコマンドを実行します。
# hfistat –O type=all 2 5
- 3. より少ないウィンドウ (0-15) のウィンドウ・ベースのパフォーマンス統計情報のみを
定様式出力で表示するには、次のコマンドを実行します。
# hfistat –O type=window,window=0-15
- 4. HFI-1 の CAU レジスター値を、10 個のサンプル (デフォルト) と 2 秒の間隔 (デフォルト) の
定様式出力で表示するには、次のコマンドを実行します。
# hfistat –O type=cau,hfi=1
- 5. CAU とネスト・メモリー管理ユニット (NMMU) の両方のレジスター値を定様式出力で表示するには、
次のコマンドを実行します。
# hfistat –O type=”cau nmmu”
- 6. 2 秒の間隔と 5 回の反復を指定して、ウィンドウ 0 のウィンドウ・ベースのパフォーマンス統計情報を含む、
すべての HFI のレジスター値を未加工状態でダンプするには、次のコマンドを実行します。
# hfistat –O display=raw,type=all,window=0 2 5
- 7. 2 秒の間隔と 5 回の反復を指定して、ISR パフォーマンス・カウンターのみのデルタ値をダンプするには、
次のコマンドを実行します。
# hfistat –O display=delta,type=isr 2 5
ファイル
項目 | 説明 |
---|---|
/usr/bin/hfistat |
hfistat コマンドが含まれています。 |