論理ボリュームのプログラミング

論理ボリューム・マネージャー (LVM) は、以下に説明されている LVM サブルーチンのライブラリーと論理ボリューム・デバイス・ドライバーで構成されています。

  • LVM サブルーチンのライブラリー。 これらのサブルーチンは、 ボリューム・グループを定義し、 ボリューム・グループの論理ボリュームと物理ボリュームを保守します。
  • 論理ボリューム・デバイス・ドライバー。 論理ボリューム・デバイス・ドライバーはすべての論理入出力を処理する疑似デバイス・ドライバーです。 これはファイルシステムとディスク・デバイス・ドライバーの間の層として存在します。 論理ボリューム・デバイス・ドライバーは、論理アドレスを物理アドレスに変換し、 ミラーリングと不良ブロックの再配置を処理し、 次に特定のディスク・デバイス・ドライバーに入出力要求を送ります。 論理ボリューム・デバイス・ドライバーとのインターフェースは、 openclosereadwrite、 および ioctl サブルーチンによって提供されます。

readx および writex 拡張パラメーター、および論理ボリューム・デバイス・ドライバー特有の ioctl 操作については、「Kernel Extensions and Device Support Programming Concepts」を参照してください。

論理ボリュームの詳細については、「オペレーティング・システムおよびデバイスの管理」を参照してください。