genkld コマンド

目的

genkld コマンドは、現在システムにロードされている共用オブジェクトのリストを抽出して、リストの各オブジェクトのアドレス、サイズ、およびパス名を表示します。

構文

genkld [ -d h ]

説明

システムにロードされた共用オブジェクトの場合、カーネルはローダー・エントリーと呼ばれるデータ構造から成るリンク・リストを保持します。ローダー・エントリーには、オブジェクト名、開始アドレス、そのサイズが入っています。この情報は、genkld コマンドによって収集され報告されます。

フラグ

項目 説明
-d テキスト・セクションのアドレスとサイズに加えて、 データ・セクションのアドレスとサイズを示します。
-h 使用方法に関するステートメントを表示します。

ロードされている共用オブジェクトのリストを取得するには、次のように入力します。

genkld