暫定修正のリスト
emgr コマンドは、インストール済みの暫定修正のデータをさまざまな詳細レベルでリスト化します。
暫定修正のリスト作成に使用する構文は次のとおりです。
emgr -l [-L Label | -n interim fixNumber | -u VUID ] [-v{1|2|3}] [-X] [-a path]
デフォルトでは、 emgr コマンドは、インストールされているすべての 暫定修正のデータを報告します。 暫定修正 識別方式のいずれかを使用して、個別の 暫定修正 を指定できます。 暫定修正 の識別方法については、 暫定修正の参照を参照してください。デフォルト冗長レベルは
1
です。 -v フラグを使用すれば、レベル 3 まで指定できます。 各詳細レベルには次の情報が含まれています。- LEVEL 1
- 以下の情報とともに、1 行につき 1 つの 暫定修正 をリストします。
- 暫定修正 ID
- 暫定修正 状態
- インストール時間
- 暫定修正 要約
- LEVEL 2
- 次の情報をリストします。
- すべての LEVEL 1 情報
- 暫定修正 ファイルごとの仮想固有 ID (VUID)
- 暫定修正 ファイルの数
- 各 暫定修正 ファイルの場所
- 各 暫定修正 ファイルのパッケージ
- 各 暫定修正 ファイルのインストーラー
- 各 暫定修正 ファイルのマウント・インストール (
yes
またはno
)
- LEVEL 3
- 次の情報をリストします。
- すべての LEVEL 2 情報
- リブート要求 (
yes
またはno
) - 必要な前提条件ファイル
- インストールの前処理スクリプト
- インストールの後処理スクリプト
- 除去の前処理スクリプト
- 除去の後処理スクリプト
- 各 暫定修正 ファイルのファイル・タイプ
- 各 暫定修正 ファイルのファイル・サイズ
- 暫定修正 ファイルごとのチェックサム
- 各 暫定修正 ファイルのアクセス所有権とモード
- 前提条件情報
- 暫定修正 の説明
- 各 暫定修正 ファイルのアーカイブ・メンバー名
- これがマウント・インストール操作の場合は、各 暫定修正 ファイルのマウント状況を表示します。
- 各 暫定修正 ファイルのリブート・シナリオ
- 暫定修正 から 暫定修正 への各 暫定修正 ファイルの前提条件
- 暫定修正 のインストール時にロックされるパッケージ
- 暫定修正 のインストール時に置き換えられるインテリム・フィックス
- プログラム診断依頼書 (APAR) の情報