クライアント・マシンをリソース・サーバーとして使用

NIM 環境にあるいずれのマシンもリソース・サーバーにすることができます。 単純な環境では、通常、NIM マスターはすべての NIM リソースを処理するために使用されます。

クライアント・マシンでリソースを定義することは、以下の理由により有益となる可能性があります。

  • NIM マスター上のディスク・スペースの制限により、単一マシン上に一部のリソースは保管されない可能性があります。
  • リソースの使用量が非常に増えることがあります。また、すべてのリソースが単一マシンによって処理される場合は、通信やデータ・アクセスでボトルネックが発生する可能性があります。

    例えば、5 つの異なるサブネット上に 200 台のマシンを NIM でインストールする場合は、リソース・セットが各サブネット上に作成されて使用可能になる可能性があります。 各リソース・セットは、同じサブネット上にマシンをインストールするために使用されます。 これにより、複数のリソース・サーバー間でワークロードが分散されるだけでなく、異なるサブネット間のゲートウェイにわたるネットワーク・トラフィックも削減されます。