cthagstune コマンド

目的

グループ・サービス・サブシステムのチューナブル・パラメーターを実行時に変更します。

重要: RSCT 2.5.5.0 以降、cthagstune コマンドはグループ・サービスのトレース出力の制御用にはサポートされなくなりました。グループ・サービスのトレース出力を制御するには、トレース・スプールを使用できます。 詳しくは、『Configuring trace spooling』を参照してください。

構文

cthagstune [-l log_length] [-d log_dirsize]

cthagstune [-h]

説明

cthagstune コマンドは、グループ・サービス・サブシステムのチューナブル・パラメーターを実行時に変更します。

フラグ

-l
ログ・ファイルの最大長を指定します。 この値が 0 または負の数である場合は、ログ・ファイルのデフォルトの長さが使用されます。
-d
ログ・ディレクトリーの最大サイズをキロバイト単位で指定します。 この値が 0 または負の数である場合は、ログ・ディレクトリーのデフォルトのサイズが使用されます。
-h
コマンドの使用状況ステートメントを標準出力に書き込みます。

セキュリティー

このコマンドを実行するには、root 権限が必要です。

終了状況

0
コマンドが正常に完了したことを示します。
ゼロ以外の値
エラーが発生したことを示します。

制約事項

このコマンドは、ピア・ドメインでのみ有効です。

標準出力

-h フラグが指定されている場合は、このコマンドの使用状況ステートメントが標準出力に書き込まれます。

標準エラー

このコマンドは、必要に応じてエラー・メッセージを標準エラーに書き込みます。

ログ・ファイルの長さを 6000 行に変更し、ログ・ディレクトリーのサイズを約 7 メガバイトに設定するには、次のように入力します。
cthagstune -l 6000 -d 7000   

場所

/opt/rsct/bin/cthagstune
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