chrepos コマンド
目的
クラスターまたはサイトでリポジトリー・ディスクとして使用されているディスクを別のディスクに置き換えます。
構文
chrepos [-n cluster_name] [-r [+New_reposDiskName | +New_reposDiskName, -Old_reposDiskName ] ]
説明
chrepos コマンドにより、現在クラスターまたはサイトでリポジトリー・ディスクとして使用されているディスクを別のディスクに置き換えることができます。
マルチサイト環境では、chrepos コマンドは、ローカル・サイトのリポジトリー・ディスクを置き換えることしかできません。 chrepos を使用して、リモート・サイトにあるリポジトリー・ディスクを置き換えることはできません。
フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
-n cluster_name | 処理されるクラスターの名前を指定します。 |
-r +New_reposDiskName | 既存のリポジトリー・ディスクの置換に使用される新規リポジトリー・ディスクの名前を指定します。この構文は、-r +New_reposDiskName,-Old_reposDiskName 構文を使用した、前回失敗した置換操作をクリーンアップして完了するために使用することしかできません。 |
-r +New_reposDiskName,-Old_reposDiskName | 追加される新規リポジトリー・ディスクの名前、および除去される古いリポジトリー・ディスクの名前を指定します。 |
例
- cl1 という名前のクラスター内で hdiskY ディスクを hdiskX ディスクと置き換えるには、
次のコマンドを入力します。
chrepos -n cl1 -r +hdiskX,-hdiskY
- cl1 という名前のクラスター内で既存のリポジトリー・ディスクを hdiskX ディスクと置き換えるには、
次のコマンドを入力します。
chrepos -n cl1 -r +hdiskX