chkbd コマンド

目的

次回の IPL (初期プログラム・ロード) 時にシステムにロードされるソフトウェア・キーボード・マップを変更します。

構文

chkbd  KeyMapPathName

説明

chkbd コマンドは、システムの IPL 時にロードされるデフォルトのソフトウェア・キーボード・マップを変更します。 KeyMapPathname パラメーターは、ソフトウェア・キー・マップ・ファイルの場所を指定します。 このパス名は、絶対パス名でも単にファイル名でもかまいません。 ファイル名のみを指定すると、このコマンドは、デフォルト・ディレクトリー /usr/lib/nls/loc 内を探してそのファイルを見つけます。

注: このコマンドは、LFT ディスプレイでのみ使用できます。

使用可能なすべてのキーボード・マップをリストするには、lskbd コマンドを使用してください。

System Management Interface Tool (SMIT) の smit chkbd 高速パスを使用して、このコマンドを実行することもできます。

パラメーター

項目 説明
KeyMapPathName ソフトウェア・キー・マップ・ファイルの場所を指定します。

ファイル

項目 説明
/bin/chkbd chkbd コマンドが入っています。
/usr/lib/nls/loc キーボード・ディレクトリーが入っています。