ボリューム保護の無効化

ボリュームが削除されるのを防ぐ設定を、無効にすることができます。

このタスクについて

ボリューム保護を無効にするには、chsystem コマンドを使用します。ボリューム保護は、ボリュームが不注意に削除されるのを防ぐ機能です。この設定が有効である場合は、ボリュームがシステムから削除される前に必要なアイドル状態の間隔を指定する必要があります。ボリュームは、指定された間隔をアイドル状態で経過した場合にのみ、削除することができます。ボリューム保護が無効になっている場合は、入出力操作を最近処理したボリュームであっても、削除することができます。管理 GUI で、「設定」 > 「システム」 > 「ボリューム保護」を選択して、システムおよび特定プールのボリューム保護値を管理します。ボリューム保護設定を変更するには SecurityAdmin 役割または Administrator 役割が必要です。

この設定によって影響を受けるコマンドは、以下のとおりです。
  • rmvdisk
  • rmvdiskcopy
  • rmvvolume
  • rmvdiskhostmap
  • rmvolumehostclustermap
  • rmmdiskgrp
  • rmhostiogrp
  • rmhost
  • rmhostcluster
  • rmhostport
  • mkrcrelationship

システムおよびプールでのボリューム保護を無効にするためには、以下の手順を実行してください。

手順

  1. svctask chsystem -vdiskprotectionenabled no を発行します。
  2. svctask chmdiskgrp -name <name> -vdiskprotectionenabled no を発行します。