CLI を使用した MDisk とコントローラー LUN との間の関係の判別

コマンド・ライン・インターフェースを使用して、管理対象ディスク (MDisk) と RAID アレイまたは LUN との間の関係を判別することができます。

このタスクについて

各 MDisk は、単一の RAID アレイまたは指定の RAID アレイ上の単一の区画と一致します。各 RAID コントローラーは、このディスクの LUN 番号を定義します。 LUN 番号およびコントローラー名または ID は、MDisk と RAID アレイまたは区画との関係を判別するために必要です。

MDisk と RAID アレイとの関係を判別するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 以下のコマンドを入力して、MDisk の詳細ビューを表示する。
    lsmdisk object_name

    ここで object_name は詳細ビューを表示する対象の MDisk の名前です。

  2. コントローラー名またはコントローラー ID、およびコントローラーの LUN 番号を記録する。
  3. 以下のコマンドを入力して、コントローラーの詳細ビューを表示する。
    lscontroller controller_name

    ここで controller_name は、ステップ 2 で記録したコントローラーの名前です。

  4. 取引先 ID、製品 ID、および WWNN を記録する。 この情報は、MDisk に提示される対象を判別する際に使用できます。
  5. 指定されたコントローラーのネイティブ・ユーザー・インターフェースから、 提示対象の LUN をリストし、LUN 番号をステップ 1 で記録しておいた番号と突き合わせます。 これにより、MDisk と対応する正確な RAID アレイまたは区画が示されます。