LTO 診断カートリッジ

IBM® サービス担当員は LTO 診断カートリッジを使用して、LTO テープ・ドライブが正しく仕様どおりに動作していることを確認します。

LTO 診断カートリッジは、正常なメディアであることを確認済みで、診断のためにのみ保管されるカートリッジです。 診断カートリッジはいずれのフレーム・ドア・スロットにでも保管できます。 ライブラリーにどのような LTO ドライブが混合で取り付けられているかにより、複数の LTO 診断カートリッジが必要になる場合があります。

診断カートリッジのボリューム通し番号 (VOLSER) は、DG IxxLy と表され、ここで xx は英数字で、 y はカートリッジ・タイプの世代です。 VOLSER の文字は、黒地に白で書かれています。
注: LTO 5 以降の LTO テープ・ドライブのみが TS4500 テープ・ライブラリーでサポートされます。
表 1. 診断カートリッジと LTO テープ・ドライブとの互換性
カートリッジの世代
(y)
LTO テープ・ドライブ
LTO 8 LTO 7 LTO 6 LTO 5
8 あり なし なし なし
7 あり あり なし なし
6 なし あり あり なし
5 なし あり あり あり
4 なし なし あり あり
3 なし なし なし あり
2 なし なし なし なし
1 なし なし なし なし