FTSearch (NotesDocumentCollection - JavaScript™)

コレクション内のすべての文書を全文検索し、コレクションを検索に一致した文書だけのソート済みコレクションに減らします。

定義場所

NotesDocumentCollection

構文

FTSearch(query:string) : void

FTSearch(query:string, maxdocs:int) : void

パラメータ 説明
query フルテキストの照会です。以下の「照会構文」のセクションを参照してください。
maxdocs 照会で返される文書の最大数。一致する文書すべてを受け取るには、このパラメータを 0 に設定します。

使用法

このメソッドは、現在のポインタをコレクションの最初の文書に移動します。

全文検索で一致した文書のコレクションは、適合スコアの高い順にソートされます。コレクション内の各文書の関連性スコアには、NotesDocument の getFTSearchScore を使用してアクセスできます。

データベースが全文索引付きでない場合、このメソッドは有効ですが、効率は低下します。索引をテストするには、 isFTIndexed を使用します。 索引を作成するには、createFTIndex または updateFTIndex を使用します。

このメソッドでは、データベース内のすべての文書を検索します。特定のビューにある文書のみを検索するには、NotesView の FTSearch メソッドを使用してください。

照会構文

語または句を検索するには、その語または句をそのまま入力します。ただし、検索キーワードを引用符で囲む必要があります。リテラル内の引用符は必ずエスケープしてください。

ワイルドカードや演算子などの構文も使用できます。詳細な構文規則については、『IBM Notes ヘルプ』の「演算子を使用して検索条件を絞り込む」を参照してください。IBM Domino Designer Eclipse ヘルプシステムで「照会構文」について検索することもできます。

例

以下のボタンは、ユーザー指定の照会と一致するすべての文書を取得します。
var dc:NotesDocumentCollection = database.getAllDocuments();
var query:string = requestScope.query;
if (!query.isEmpty()) {
	query = "¥"" + query + "¥"";
	database.updateFTIndex(true);
	dc.FTSearch(query, 16);
	if (dc.getCount() > 0) {
		requestScope.status = dc.getCount().toFixed() + " hit(s):"
		var doc:NotesDocument = dc.getFirstDocument();
		while (doc != null) {
			requestScope.status += "¥n" + doc.getItemValueString("subject");
			var tmpdoc = dc.getNextDocument();
			doc.recycle();
			doc = tmpdoc;
		}
	} else {
		requestScope.status = "No hits"
	}
} else {
	requestScope.status = "No query"
}

言語間の参照

LotusScript® NotesDocumentCollection クラスの FTSearch メソッド

Java DocumentCollection クラスの FTSearch メソッド