SelectionFormula (NotesNoteCollection - LotusScript®)

読み書き可能。コレクションに含める文書の選択に使用する式です。

定義位置

NotesNoteCollection

データ型

String

構文

取得する場合: formula$ = notesNoteCollection .SelectionFormula

設定する場合: notesNoteCollection .SelectionFormula = formula$

使用法

このプロパティは、文書ごとに True (文書を含める) または False (文書を除外する) の評価を行う有効な IBM Domino 式でなければなりません。

このプロパティの初期値は、空の文字列です。空の文字列の場合は、すべての文書が選択されます。

このプロパティは、単独で指定するものではありません。このプロパティは、他の選択条件と組み合わせて使用します。

文書の新しい選択内容をエンドユーザーに対してビューに表示するために、このメソッドが誤って使用されることがあります。

このメソッドではビューの設計が変更されるため、このメソッドを使用するには [設計者] アクセス権限が必要です。このアクセス権限がない場合、自分が所有している個人ビューを使用する必要があります。

このメソッドを使用して、文書の新しい選択内容をエンドユーザーに対してビューに表示すると、以下の問題が発生します。

アプリケーションに対する [設計者] アクセス権限がエンドユーザーに付与されません。

共有ビューの場合、ユーザー間の検索処理で相互に干渉が発生します。

IBM Notes クライアントによって設計情報がキャッシュされますが、そのキャッシュを更新するように通知する方法がありません (アウトラインの場合を除く)。通常は、アプリケーションを終了してから再びアクセスするのに問題はありませんが、ユーザーがアプリケーションを完全に終了したことをプログラムで確認することは困難です。

このメソッドは、非常に大きな結果セットでない限り、非効率的な方法です。代わりに、全文検索を使用することができます。

複合アプリケーションを使用する場合は、ビューが含まれる NSF コンポーネントをセットアップし、そのビューで全文検索を実行することができます。複合アプリケーションを使用していない場合でも、UI を制御して対象ユーザー用に検索を実行する別の方法があります。この方法については、IBM Domino Designer の Wiki を参照してください。

クロスリファレンス

Java NoteCollection クラスの SelectionFormula プロパティ