SaveNewVersion (NotesUIDocument - LotusScript®)

文書のコピーを新しいバージョンとして保存します。

定義位置

NotesUIDocument

構文

Call notesUIDocument .SaveNewVersion

使用法

このメソッドは、文書が編集モードにあるときだけ有効です。

このメソッドを使用するには、文書のフォームのバージョンオプションが次のように設定されていなければなりません。フォームプロパティの設定方法については、「バージョントラッキング」を参照してください。

フォームには、次に示すバージョンオプションのいずれかが設定されていなければなりません。バージョンオプションに応じて、SaveNewVersion メソッドを呼び出したときに作成する文書の種類が決められます。

  • 新規のバージョンは返答文書になる。
  • 前のバージョンは返答文書になる。
  • 新規のバージョンは兄弟文書になる。

フォームの [作成バージョン] オプションを [手動 - ファイル、新規バージョン] に設定しなければなりません。[作成バージョン] オプションを [自動 - ファイル、保存] に設定すると、Save メソッドを呼び出したときに新しいバージョンが自動的に作成されるため、SaveNewVersion メソッドを使用する必要はなくなります。

エラー

フォームのバージョンオプションが [なし] に設定されている場合は、「文書コマンドが無効です」というエラーが発生します。

フォームの [作成バージョン] オプションが [自動 - ファイル、保存] に設定されている場合は、「文書コマンドが無効です」というエラーが発生します。

クロスリファレンス

式言語の FileSaveNewVersion @コマンド