PostDocumentDelete (NotesUIDatabase - LotusScript®)

文書の削除 (消去/切り取り) コマンドが発行された直後 (実際に削除される前) に発生します。

定義位置

NotesUIDatabase

構文

PostDocumentDelete(Source as Notesuidatabase)

パラメータ

Source

NotesUIDatabase。読み込み専用。 現在のデータベースです。

使用法

IBM Notes は、このイベントに対応するスクリプトの作成時に、ユーザーに代わってイベントの構文 (パラメータも含む) を作成します。ユーザーが入力する必要はありません。

Source.Documents には、対象となる文書が含まれます。

PostDocumentDelete は「文書の削除後」という意味ですが、実際には文書が削除される前に発生するイベントです。 実際の操作では、ユーザーに文書の削除権限が設定されていなかったり、Notes Server のネットワークが切断されたために削除操作が中断されたなどの理由で、文書を削除できない場合も考えられます。対象の文書を削除する必要がある 場合のみ PostDocumentDelete イベントスクリプトのアクションが実行されるよう、他のアクションの実行前にユーザーのアクセス権限を確認しておく必要があります。文書を削除する場合、データベース ACL に文書の削除権限が設定されている必要があります。編集者以上の権限が設定されている場合はすべての文書を削除できますが、作成者権限の場合は、文書の変更を許可する [作成者] フィールドが定義されている文書以外は削除できません。

削除された文書は使用できなくなるため、PostDocumentDelete イベントを使用して正確な文書のリストを取得することはできません。