MailAddress @コマンド (式言語)

[宛先の選択] ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスで、メール文書のアドレスフィールドに含めるユーザーやグループを選択できます。

構文

@Command( [MailAddress] ; sendToField ; copyToField ; blindCopyToField )

パラメータ

sendToField

文字列。オプション。メール文書の [宛先:] フィールドの名前。

copyToField

文字列。オプション。メール文書の [Cc:] フィールドの名前。

blindCopyToField

文字列。オプション。メール文書の [Bcc:] フィールドの名前。

使用法

このコマンドが正常に動作するには、メール文書が編集モードで開いていて、編集可能フィールドに挿入点がなければなりません。

表示されるダイアログボックスは、コア Notes プログラムコンポーネントに組み込まれたダイアロアグリソースですが、ローカルのアドレス帳またはサーバーディレクトリ (使用するように選択したもの) の ($PeopleGroupsFlat) ビューに基づいています。

メール文書内にある [宛先:] フィールドなどのアドレスフィールドを省略しても、[宛先の選択] ダイアログボックスにはそのフィールドが表示されるため、ユーザーはフィールドに値を指定できますが、指定した値はメール文書内のフィールドには追加されません。

[宛先の選択] ダイアログボックスには、メール文書内に存在するフィールドだけが表示されることに注意してください。存在しないフィールドを指定しても、効果はありません。例えば、メール文書のベースであるフォームに [Bcc:] フィールドが含まれていない場合、このコマンドで [Bcc:] フィールドを指定しても、[宛先の選択] ダイアログボックスに [Bcc:] フィールドは表示されません。

このコマンドは Web では機能しません。

次の式をメールデータベースの [Memo] フォームにある [Address] アクションボタンに追加した場合、編集可能なフィールドを選択し、[Address] アクションボタンをクリックしたときに、[宛先の選択] ダイアログボックスが表示されます。ユーザーはアドレス帳からアドレスを選択できます。選択したアドレスは編集可能フィールドに挿入されます。
@Command([MailAddress])