FitToWindow (NotesEmbeddedObject - LotusScript®)

読み書き可能。埋め込みオブジェクトを文書ウィンドウに合うようにサイズ変更します。埋め込みオブジェクトは、アクティブにされると文書ウィンドウ全体を占有します。

注: このプロパティは R4.6.2 で新しく追加されました。

定義位置

NotesEmbeddedObject

データ型

Boolean 型

構文

取得する場合: flag = notesEmbeddedObject .FitToWindow

設定する場合: notesEmbeddedObject .FitToWindow = flag

有効な値

  • True の場合、アクティブにされると埋め込みオブジェクトが文書ウィンドウを占有します。
  • False はデフォルトです。通常どおりその場所でアクティブになります。

使用法

埋め込みオブジェクトが OLE 埋め込みオブジェクトか OLE コントロール (ActiveX コントロールまたは OCX) の場合に使用できます。

埋め込みオブジェクトの UI の動作は、FitToWindow が設定されていない場合と同じです。

埋め込みオブジェクトが ActiveX 文書 (DocObject) をサポートし Notes のこの動作を要求した場合、Notes は FitToWindow または FitBelowFields が設定されている場合にのみ、この要求に応えます。文書が編集モードで (RunReadOnly が設定されている場合は読み込み専用モードで) 開かれたときだけコントロールが実行されるため、オブジェクトはウィンドウを即座に占有します。OLE 埋め込みオブジェクトは、UI でアクティブにされるとウィンドウを占有します。アクティブにされた結果、埋め込みオブジェクト以外のその他のオブジェクトや Notes のフィールドは、非表示/塗りつぶし/消去されます。

このプロパティの結果を考慮し、文書に入れるオブジェクトは 1 つだけにすることをお勧めします。また、そのオブジェクトには、このプロパティを設定しておく必要があります。埋め込みオブジェクトでは、このプロパティと FitBelowFields プロパティの両方を設定することはできません。

クロスリファレンス

式言語の ObjectDisplayAs @コマンド