EditUp @Command (式言語)
文書の挿入点を指定された行数だけ上に移動します。行数が指定されていない場合は、挿入点を 1 行上に移動します。
構文
@Command( [EditUp] ; count )
パラメータ
count
数値。オプション。上に移動する行数を指定します。
使用法
- 設計モードのフォームでは、[↑] キーを押したときと同じように、挿入点が 1 行か count で指定した行数だけ上に移動します。
- 編集モードの文書では、現在のフィールド内で挿入点が 1 行上に移動します。現在のフィールドで一番上の行に達した場合は、直前の編集可能フィールド (現在のフィールドの前にあるフィールド) 内で挿入点が移動します。
- 読み込みモードの文書では、何も実行されません。
- このコマンドは Web では機能しません。
フォーカスの変更を発生させる要素 (ホットスポットボタンなど) 内でこのコマンドを使用する場合、EditGoToField コマンドまたは EditTop コマンドを最初に使用してフォーカスを文書に戻しておく必要があります。その際、文書を編集モードで開いておく必要があります。
例
次の式は、挿入点を 2 行上に移動します。@Command( [EditUp];"2" )
クロスリファレンス
LotusScript® NotesUIDocument クラスの GoToPrevField メソッド