EditQuoteSelection @Command (式言語)

各行の先頭に > 記号を付け、添付ファイルなどのオブジェクトを消去して、選択した文字列をインターネットの返答文書のように表示します。メッセージの各行はデフォルトの長さに設定され、IBM Notes 以外のユーザーに送信された場合に、予測されない場所で折り返されないようにします。

注: この @ コマンドは Release 6 で新しく追加されました。

構文

@Command( [EditQuoteSelection] )

使用法

文書が編集モードで開いていて、文字列が選択されていなければなりません。

> 記号はデフォルトの接頭辞です。環境 (notes.ini) 変数 QuotePrefix を使用して別の接頭辞を指定することもできます。

各行の折り返しの長さはデフォルトで 70 文字です。環境 (notes.ini) 変数 QuoteLineLength を使用して別の長さを指定することもできます。

このコマンドは Web では機能しません。

フォーカスの変更を発生させる要素 (ホットスポットボタンなど) 内でこのコマンドを使用する場合、EditGoToField コマンドまたは EditTop コマンドを最初に使用してフォーカスを文書に戻しておく必要があります。その際、文書を編集モードで開いておく必要があります。

次のフォームアクションは、現在のフィールドのすべての文字列を選択し、引用符で囲みます。
@Command([EditSelectAll]);
@Command([EditQuoteSelection])