EditInsertObject @Command (式言語)

文書、フォーム、サブフォームにオブジェクトを挿入します。

注: EditInsertObject は OS/2 と UNIX ではサポートされていません。また、Macintosh でもサポートされていません。

構文

@Command( [EditInsertObject] )

または

@Command( [EditInsertObject] ; object )

パラメータ

object

文字列。オプション。挿入するオブジェクトの名前。

オブジェクト名を指定した場合は、登録された OLE オブジェクトであるとみなされ、そのオブジェクトのコピーが文書やフォームに挿入されます。オブジェクト名を省略すると、[オブジェクトの挿入] ダイアログボックスが表示されます。

使用法

  • 文書の場合は編集モードで開いていて、リッチテキストフィールドに挿入点が必要です。

    または

  • フォームやサブフォームの場合は、設計モードで開いている必要があります。

このコマンドは Web では機能しません。

フォーカスの変更を発生させる要素 (ホットスポットボタンなど) 内でこのコマンドを使用する場合、EditGoToField コマンドまたは EditTop コマンドを最初に使用してフォーカスを文書に戻しておく必要があります。その際、文書を編集モードで開いておく必要があります。

次の式は、Word Pro® OLE オブジェクトを文書かフォームに挿入します。
@Command( [EditInsertObject] ; "WordPro Document" )

クロスリファレンス

LotusScript® NotesRichTextItem クラスの EmbedObject メソッド

Java RichTextItem クラスの embedObject メソッド