DiscoverFolders @Command (式言語)

[Folders containing current document] ダイアログボックスを表示します。

注: この @コマンドは Release 7 で新しく追加されました。

構文

@Command( [DiscoverFolders] )

@Command( [DiscoverFolders]; title )

パラメータ

title

文字列。オプション。この引数を指定すると、ダイアログボックスのタイトルの [次の文書を含むフォルダ:] に文字列が追加されます。この引数を指定しない場合、ダイアログボックスのタイトルは「現在の文書を含むフォルダ」になります。

使用法

このコマンドは Web では機能しません。

このコマンドは、[フォルダの未読を保持] プロパティが選択された埋め込みアウトラインを含む設計要素でのみ機能します。文書は、設計内の別の場所で選択されていなければなりません。選択されていない場合は、エラーメッセージ「指定したコマンドを実行できません」が表示されます。

ダイアログボックスは、その文書を含むフォルダの名前を表示します。ユーザーはフォルダを開いたり、フォルダから文書を削除することができます。この場合、ダイアログボックスの表示は、メッセージボックスの「Document does not exist in any of the folders」と変わります。

次の式は、メールデータベース内の文書の [Subject] フィールドを渡す場合に使用できます。渡された情報はダイアログボックスのタイトルに表示されます。例えば、現在の文書の件名が「プロジェクトのステータス」である場合に次の式を使用すると、ダイアログボックスのタイトルは「次の文書を含むフォルダ: プロジェクトのステータス」になります。
@Command([DiscoverFolders];subject);

この式は、現在の文書を含むフォルダを表示するもので、現在の文書と件名が同じ文書を含むフォルダを表示するわけではありません。省略可能な title パラメータで変更されるのはダイアログボックスのタイトルのみで、ダイアログのフォルダリストは変更されません。